感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
まふ
86
イタリアの女流作家によるイタリアにおける第二次大戦前のユダヤ人圧迫を中心とした苦難の状況を綴った物語。主人公は半分ユダヤ人の女性教師イーダ。自分の息子(弟?)ニーノのほかに若いころ若いナチス兵士に強姦されて生まれたウゼッペ(ジュゼッペ)が生甲斐のすべて。ナチスドイツと組んだムッソリーニ政権が弱体化するにつれてローマは治安が荒れて避難所での共同生活を強いられる。やがてナチスが弱体化してアメリカ軍が上陸するに及んで局面は変化の兆しが見え始める、というところで下巻へ。2026/06/18
takeakisky
1
ウゼッペ(ジュゼッペ)の家族史。しかし、時代は第二次世界大戦、ところはローマ、そして母イーダは半分ユダヤ人。環境順応型の兄ニーノ、天衣無縫なウゼッペの三人家族。時代に翻弄される。43年にはローマは爆撃を受ける。混乱の中出会った人々の何人かは残酷な死を迎える。44年に入ると息がつまる。読んでいると呼吸が少なくなる。でも、離れられない。無防備都市ローマ。ローマ陥落。上巻ここまで。2023/10/16




