感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橋川桂
9
宇宙開発史を題材にした大河小説。作者の言葉によれば「ノンフィクションノベル」で、史実半分創作半分というところらしい。主人公となるのは4組の夫婦、8人の男女だけど、彼等以外でも印象的な登場人物が何人もいて、読みごたえのある群像劇になっている。冒頭は第二次世界大戦末期だけど、そこからさかのぼって、主人公たちの生い立ちや来歴も語られ、13時間強の上巻を終えてようやく1960年代、ケネディ大統領が月着陸を宣言してNASAも設立されるとこまで。2018/10/01
しょうご
0
1998.7.29読了