内容説明
こんなにきれい。こんなにこわい。愛しい身体のひとつひとつが恐怖の器官に変わりはじめる…。読みだしたらやめられない戦慄小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こよみ
15
人体に関する不思議な話最後のは天使じゃなくて悪魔をみたのかな2015/07/18
めがねまる
13
人体のパーツにちなんだタイトルの12篇で構成されたホラー短編集。結構えげつないゴア描写もあり、後味の悪い短編もあるが、書き下ろしのプロローグとエピローグによって一冊読み通すと奇妙な世界を覗いたような幻想的な印象がある。一つ一つはバラバラな短編を組み合わせて一冊の本に仕上げ、この本自体がプロローグとエピローグで登場する人体模型のようで、すごいもの読んじゃったぞ、という感じ。このプロローグとエピローグを書き下ろしたの天才すぎる。これがないと普通の面白い短編集で、これによって全体の印象がガラッと変わる。すごい。2021/06/08
あび
7
ホラー短編集。中島らもの小説はホント造りがとにかく上手い。頭がめちゃくちゃいいんだろうな。2017/07/12
味読太郎
6
かわいい身体のカバーに引き寄せられ、開いてみるとそれぞれのパーツにお話がくっついていた。戦慄の器官を繋いでいきながら、取り憑かれた様に読み終え閉じる。相変わらずかわいい身体。古本屋から我が家に人体模型がやってきました。2015/11/10
にっし〜
4
不気味で怖い話しが詰まってました。体の一部分をもとに作られた短篇集。胃の話しが実際にありそうで考えちゃいました。ちょっとしたキッカケで拒食症になってしまうんですよね…楽園に住む話しも怖い。一見素晴らしい世界にも大きな落とし穴があるんだと、気をつけなくてはいけないなと思いました。2012/07/07