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内容説明
本の虫が読む、古今東西の名著・奇書・珍書。夏目漱石、寺田寅彦、内田百〓、徳冨蘆花、佐藤春夫、金子光晴、ギッシング、モーム、ルナール、山川惣治など15編。『ファーブル昆虫記』の名訳者奥本大三郎の滋味あふるる随筆集。
目次
神田の古本屋
貝の光沢 玩具の手沢―鹿間時夫『美の遍歴』
琴と文章―内田百〓『比良の虹』
英語の虫―市河三喜『昆虫・言葉・国民性』
若き隠遁者―ギルバート・ホワイト『セルボーンの博物誌』
御鷹狩り―蜂須賀正氏『南の探検』
孤独な放浪者の夢想―ギッシング『ヘンリ・ライクロフトの私記』
蛍の樹―金子光晴『マレー蘭印紀行』
明治の油絵―寺田寅彦
不良少年の昆虫学―中原和郎「少年昆虫学者」
魂の地獄巡り―夏目漱石『坑夫』
受験生と大人の小説―サマセット・モーム「雨」
夏・水・土・懊悩―徳冨蘆花『みゝずのたはこと』
病床の少年王者―山川惣治
詩人の条件―佐藤春夫
楽しいフランス文学―ジュール・ルナール、岸田国士訳『にんじん』
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