錠剤F

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錠剤F

  • 井上 荒野【著】
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  • 集英社(2024/01発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087718508
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ひとは、「独り」から逃れられない。
著者史上最もグロテスクで怖い10の物語から成る、最高精度の短編小説集。

バイト先のコンビニに現れた女から、青年は「ある頼みごと」をされて――「ぴぴぴーズ」
男を溺れさせる、そんな自分の身体にすがって生きるしかない女は――「みみず」
刺繍作家の女は、二十数年ともに暮らした夫の黒い過去を知ってしまい――「刺繍の本棚」女たちは連れ立って、「ドクターF」と名乗る男との待ち合わせに向かうが――「錠剤F」
……ほか、あなたの孤独を掘り起こす短編10作を収録!

【著者略歴】
井上荒野(いのうえ・あれの)
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞。その他、『あちらにいる鬼』『生皮 あるセクシャルハラスメントの光景』『小説家の一日』『照子と瑠衣』など著書多数。

内容説明

短編の名手が、日常の隙間にひそむ「孤独」を描き出す―著者史上最もグロテスクで怖い10の物語から成る、最高精度の小説集。バイト先のコンビニに現れた女から、青年は「ある頼みごと」をされて―「ぴぴぴーズ」。男を溺れさせる、そんな自分の体にすがって生きるしかない女は―「みみず」。刺繍作家の女は、20年以上ともに暮らした夫の黒い過去を知ってしまい―「刺繍の本棚」。女たちは連れ立って、「ドクターF」と名乗る男との待ち合わせに向かうが―「錠剤F」。…ほか、あなたの孤独を掘り起こす短編10作を収録!

著者等紹介

井上荒野[イノウエアレノ]
1961年東京生まれ。成蹊大学文学部卒。89年「わたしのヌレエフ」で第1回フェミナ賞を受賞し、デビュー。2004年『潤一』で第11回島清恋愛文学賞を、08年『切羽へ』で第139回直木賞を、11年『そこへ行くな』で第6回中央公論文芸賞を、16年『赤へ』で第29回柴田錬三郎賞を、18年『その話は今日はやめておきましょう』で第35回織田作之助賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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starbro

236
井上 荒野は、新作中心に読んでいる作家です。一癖も二癖もありそうな短編集、オススメは、「ぴぴぴーズ」&「みみず」&「スミエ」の3本でした。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-771850-82024/01/25

ショースケ

174
大きな事件は起こらない。その時その時の人の揺れ動く思い、自分でも驚く発言や行動、思いもかけず、そう思いもかけず流されていく感情。あらゆるものへの細かい描写、まるで私も物語の中に入り込んでいるようなそんな感覚。『乙事百合子の出身地』での初子と莉里の息遣いが聞こえてくるようで、ミステリでもないのに何故かハラハラドキドキしながら読んだ。こんな小説を読みたかったのかもしれない。2024/04/04

ケンイチミズバ

119
コピーを頼まれたアルバイト店員は女性から渡された紙を見て驚く。いや、怖くなる。子供が欲しいの。私として欲しい。頭のオカシイ人なのか不妊治療でメンタルを病んだのか、コンビニでワンオペ中にこんなお客さんが来たら強盗よりも嫌かも知れない。このシチュエーションがひねり出される作家の創作力がすごいというか笑えるし怖い。忘れた頃、運転中にその女性が男性と腕を組んで歩いてくるのを目撃する。というだけのストーリー。オチもネタバレもない、ただこの世界観を堪能してください。と理解した。実は、それだけではなく、この彼はお金を。2024/02/08

モルク

109
なんだろう、このざわざわ感。そんな短編が10話。これも井上さんの引き出しの一つ。不穏でスッキリしなくてモヤモヤするんだけど、読まされてしまう。「刺繍の本棚」「墓」が好き。2024/03/22

シナモン

100
読んでてここまで気持ち悪くなるのも久しぶり。でもやめられなくてあっという間に読了。人間の持つ負の感情の描き方に惹き込まれた!2024/04/28

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