たった独りのための小説教室

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たった独りのための小説教室

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  • サイズ 46判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087718447
  • NDC分類 901.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

獲るぞ、新人賞!
目指せ、エンタメ作家デビュー!
小説推理新人賞、小説現代新人賞、文學界新人賞……数多くの新人賞の選考委員を務めた作家だけが知っている、新人賞受賞のための一本道! 覚悟を決めた貴方だけに向けた全35講。
「能力や才能といったものを特別扱いしていませんか。バカと鋏は使いようという私に向けたかのような失礼な諺がありますが、これは能力と鋏は使いようとしたほうが正しい。『たった独り』の貴方は能力や才能のあるなしを悩む前に、それらの使い方、用い方を考えましょう。だいじょうぶ。その他大勢でない『たった独り』の貴方にはそれらを自在に使う能力が備わっています。ヒントはこの本にしっかり詰め込んでありますから」(「あとがき」より)

■目次
第1講 小説を書こう
第2講 日記を書く
第3講 偶然に頼らない
第4講 小説にオチはいらない
第5講 セックスを書いてみる
第6講 起承転結
第7講 百点満点はいらない
第8講 嘘をつくセンス
第9講 新人賞に応募する
第10講 描写と説明1
第11講 描写と説明2
第12講 センスと努力
第13講 描写と説明3
第14講 テーマとモチーフ
第15講 行間を読ませる
第16講 文章を推敲する
第17講 比喩について1
第18講 比喩について2
第19講 比喩について3
第20講 新人作家の心得
第21講 比喩について4
第22講 辞書を引く
第23講 地図を描く
第24講 自分だけの年表をつくる
第25講 リズムについて1
第26講 リズムについて2
第27講 段落の作り方
第28講 小説の宿命
第29講 贅沢は敵ではない
第30講 リズムについて3
第31講 無限を表現する
第32講 エンタメ作家の心構え
第33講 承認慾求と名誉
第34講 夢の効用
最終講 たった独りの貴方へ

【著者略歴】
花村萬月(はなむら・まんげつ)
1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、「ゲルマニウムの夜」で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞。その他の著書に「百万遍」シリーズ、「私の庭」シリーズ、『弾正星』『信長私記』『太閤私記』『ニードルス』『花折』『帝国』『対になる人』『夜半獣』『ハイドロサルファイト・コンク』『槇ノ原戦記』など多数。

内容説明

数多くの新人賞の選考委員を務めたマンゲツ先生だけが知っている、新人賞受賞のための一本道!今日からはじめる超実践的な全35講。

目次

小説を書こう
日記を書く
偶然に頼らない
小説にオチはいらない
セックスを書いてみる
起承転結
百点満点はいらない
嘘をつくセンス
新人賞に応募する
描写と説明1
描写と説明2
センスと努力
描写と説明3
テーマとモチーフ
行間を読ませる
文章を推敲する
比喩について1
比喩について2
比喩について3
新人作家の心得〔ほか〕

著者等紹介

花村萬月[ハナムラマンゲツ]
1955年東京都生まれ。89年『ゴッド・ブレイス物語』で第2回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。98年『皆月』で第19回吉川英治文学新人賞、『ゲルマニウムの夜』で第119回芥川賞、2017年『日蝕えつきる』で第30回柴田錬三郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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いっち

29
どうやって小説家として生きるかが、著者の経験をもとに書かれてる。私に響いたのは、「貴方に必要なのは、これから死ぬまで執筆し続ける小説という表現に必須の背骨、主題を見つけだすこと」だった。「貴方自身が死に至るまで生涯用いることのできる根源的なテーマを必ず発見しなさい」。著者にとっては「生きることと死ぬこと」だったそう。自分の根源的なテーマを突き詰めれば、オリジナリティにつながるかもしれない。私の根源的なテーマは何だろう。書きながら考え続けることが必要だ。細部を手を抜かず書いて、陳腐な苦労話や正論は書かない。2024/08/01

天晴草紙

12
最も驚いたのは、純文学は自由に規制なく書かせてくれるが、エンタメは規制が多いという話だった。エンタメ小説の方がバラエティに富んでいて逆ではないかと思ったのだが、よく考えると思い当たるような気がしてきた。だから外国文学に比べて小さくまとまった小説が増えているのかな?2024/02/08

小谷野敦

9
白血病で入院中の著者がベッドで書いて『小説すばる』に連載したもの。小説教室などと銘打った本はいくつもあるが、実際には本を読んで小説家になれる者などほとんどいないので、「たった独りのため」つまりごく少数の才能のある者に向けて書いているという体なので、普通の作家志望者が読むとすごく腹が立つらしいが、書いてあることはほとんど本当のことで、作家志望だったがついに果たせず無念を抱いて死んでいった著者の父の話が最初と最後に来る、ある意味私小説ともいえる。2024/10/24

バナナカプチーノ

6
読む専門なので、小説を書きたいと全く思ったことはないけど、作家さんのこういう系の本ってつい気になって手に取っちゃいますね。なかなかに辛辣で、それでも第一線で何十年とキャリアを積んでこられた方の言葉の重みはあるなと感じました。2023/10/06

白いカラス

5
小説家ってすごいの一言ですね。忍耐と継続の繰り返し。しかも必ず売れるとは限らないですものね。作家の方々に敬服いたします。2023/11/04

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