偽装同盟

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偽装同盟

  • 佐々木 譲【著】
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  • サイズ 46判/ページ数 392p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717761
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「ナショナリズムの台頭、格差の拡大……
すぐれたエンターテインメント小説は時代の空気を反映する」
佐藤優氏(作家・元外務省主任分析官)推薦!

日露戦争に「負けた」日本。
ロシアの属国と化した地で、男は、警察官の矜持を貫けるのか。

日露戦争終結から12年たった大正6年。敗戦国の日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。3月、警視庁の新堂は連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまう。
新たに女性殺害事件の捜査に投入された新堂だったが、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられ……。
「もうひとつの大正」を描く、入魂の改変歴史警察小説、第二弾。

【著者プロフィール】

佐々木譲(ささき・じょう)
1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」で第55回オール讀物新人賞を受賞。90年『エトロフ発緊急電』で第43回日本推理作家協会賞長編部門、第8回日本冒険小説協会大賞、第3回山本周五郎賞を受賞。2002年『武揚伝』で第21回新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で第142回直木賞を受賞。16年に第20回日本ミステリー文学大賞を受賞。『ベルリン飛行指令』『制服捜査』『警官の血』『警官の条件』『沈黙法廷』『抵抗都市』『帝国の弔砲』など著書多数。

内容説明

日露戦争終結から十二年たった、大正六年。敗戦国の日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。三月、警視庁の新堂は、連続強盗事件の容疑者を捕らえるが、身柄をロシアの日本統監府保安課に奪われてしまう。新たに女性殺害事件の捜査に投入された新堂だったが、ロシア首都での大規模な騒擾が伝えられ…。ロシアの属国と化した日本で、男は、警察官の矜持を貫けるのか。「もうひとつの大正」を描く、入魂の改変歴史警察小説、第二弾。

著者等紹介

佐々木譲[ササキジョウ]
1950年北海道生まれ。79年「鉄騎兵、跳んだ」で第五五回オール讀物新人賞を受賞。90年『エトロフ発緊急電』で第四三回日本推理作家協会賞長編部門、第八回日本冒険小説協会大賞、第三回山本周五郎賞を受賞。2002年『武揚伝』で第二一回新田次郎文学賞、10年『廃墟に乞う』で第一四二直木賞を受賞。16年に第二〇回日本ミステリー文学大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

206
佐々木 譲は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、2年前に読んだ『抵抗都市』に続く、改変歴史警察小説、第二(三?)弾、400頁弱、一気に読ませます。全三部作で、更なる続編もあるようです。 https://www.bungei.shueisha.co.jp/interview/gisoudoumei/2022/01/26

いつでも母さん

164
『入魂の改変歴史警察小説第二弾』前作を読んでいる時もそうだったが「あれ?違うよね。負けてないよね・・」と確認した私。もしものロシアの属国・日本の東京を憂いつつ・・この事件がどこに転がっていくのかと遅々として進まぬ前半は我慢。そして案の定私の犯人捜しは今回も見事に外して、ロシア帝国崩壊後はこの「もうひとつの大正」はどうなるのだろう?いや・・それにしても新堂さん、ユキとの交際に何の不都合があるのでしょうか?(って、そっち?) 2022/01/13

ケイ

114
本の帯や書評などを読むとネタバレになることがあるから、敢えて何も前知識を持たずに読んだ。歴史に明るくないからこそ、気づかずに読み通してしまった。これはディックの『高い城の男』のように読む本なのだな。どうりで最初の地図が…。当時はこう言っていたのかと通りの名を見ながら思い、ここはいまは厚労省があるあたりか、ペニュンシュラホテルもあるな、とか。しかもこれには前日談があったとは。そちらから読み直そう。出直しだ。2022/04/30

のぶ

93
「抵抗都市」に続く改変歴史警察小説の第二弾。日本は日露戦争に負け、日本は外交権と軍事権を失い、ロシア軍の駐屯を許していた。それから12年経ち、ある時女性の殺害事件が発生する。女性は妊娠し、直前に性交の事実があった。警視庁の新堂は、この事件の捜査に投入される。やがて殺されたのは三好真知子だと判明する。物語はこの事件の捜査を軸に展開する。謎解き自体は意外と単調だが、街中にはロシア人が闊歩し、大正のこの時代の“もし”が独特の雰囲気を醸し出していて面白く感じたが、あっさりしたラストに不満が少し残った。2022/01/04

ゆみねこ

77
前作・抵抗都市から1年後の東京。ロシアの属国となった日本で起こる事件を捜査する警視庁の新堂。若い日本人女性の殺害事件の捜査に投入されたと同時期にロシアの首都では大規模な騒擾が起こる。日本が舞台なのに異国の物語を読むような雰囲気。歴史の転換期をダイナミックに描いている。帝政ロシアの終焉でこの先はどうなるのか?2022/01/10

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