出版社内容情報
「夢の中で毎晩、人を殺している!?」
人間だけじゃない。幽霊にだって深い事情があるのです。
霊感バスガイド・町田藍が、怪奇現象の裏に隠された真実を明らかにする!
<すずめバス>シリーズ最新刊!
共演中の有名女優とベテラン俳優がともに「誰か」を殺す夢を見ている。撮影終盤に差し掛かり、その夢が誘う先は――表題作「夜ごとの才女」ほか、全6話。〈幽霊と話せる〉名物バスガイドが、悩める人々と幽霊たちの心の霧を晴らす!
【著者プロフィール】
赤川次郎(あかがわ・じろう)
1948年福岡県生まれ。76年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞.
ベストセラーは膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞。2016年、第50回吉川英治文学賞受賞。
内容説明
共演中の有名女優とベテラン俳優。二人とも『誰か』を殺す夢を見ている。撮影終盤に差し掛かり、その夢が誘う先は―表題作「夜ごとの才女」ほか、全6話。“幽霊と話せる”バスガイドが、悩める人々と幽霊たちの心の霧を晴らす!人気シリーズ第11巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
84
シリーズ11作目。表題作や「悪魔は二度微笑む」の犯人は身勝手極まりない。「命ある限り」藍が危機一髪。真由美ちゃんをはじめ怪異巡りツアーの常連客たちは何かと心強いな。2021/10/25
星落秋風五丈原
27
今回はゴーストストーリーっぽい話が多かった。真由美と公原は準レギュラーですね。どんな時間でもかけつけるツアー客がディープすぎる。いつも通りのマンネリかぁと思いきや最終話の不穏さよ。2021/08/21
ゆっき
22
すずめバスシリーズ第11弾。安定の〈幽霊と話のできるバスガイド〉町田藍、藍の大ファンの女子高生真由美、ドライバーの君原。6話目の「命ある限り」はいつもと少し違った展開に。いつでも駆けつけてくれるツアー常連客のためにまだまだ頑張ってもらいたいです。2021/10/09
おれんじぺこ♪(16年生)
14
未読だったので返却棚から。表紙の藍が妙に大人っぽいな(笑)内容はサクッと読めるいつものです2022/01/15
小梅さん。
13
最終話、完結なのかと思う展開だった。 終わってほしくないなぁ。2022/10/05