チンギス紀〈8〉杳冥

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チンギス紀〈8〉杳冥

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  • サイズ 46判/ページ数 341p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087717242
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大きな戦が終わるも、勇者たちはそれぞれに生き延びた。
そして、運命の光と闇が、すべての者に襲いかかる。

モンゴル族の統一をかけた大きな戦いに結着がつくも、敗れた者たちはそれぞれに生き延びる。その中には、命ある限りテムジンの首を狙い続ける者もいた。
テムジンはモンゴル族統一後も、遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。軍の南の拠点となるダイルの城砦を訪れ、さらに大同府へと向かう。大同府には、かつて一時期を過ごした蕭源基の妓楼があった。そこでテムジンは轟交賈の男と出会う。
しかし、そのような状況下、草原を生きる者たちに激震をもたらす出来事が、ふたたびテムジンを待ち受けていた。好評第八巻。

【著者略歴】
北方謙三(きたかた けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

内容説明

大きな戦が終わり、敗れた男たちはそれぞれに逃げ落ちる。ついにモンゴル族は統一された。だが、勝者の首を狙う者はあきらめない。そして、未来を見据えて動くテムジンに、大草原の勢力図を激変させる、新たな危難が降りかかる―。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年、第64回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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starbro

177
【チンギス紀完読プロジェクト】 https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11287876?sort=book_count&order=desc 今回は、最新刊第八弾、『杳冥』です。本巻は、モンゴル族統一の巻でした。続いて11月発売の九巻へ。まだまだ続きそうです。 https://www.shueisha.co.jp/kitakata/chingisuki/2020/07/29

Sato19601027

83
モンゴル高原を2分する闘いを制したテムジンは、アウラガに首都機能を集約し、モンゴル族の長としての地位を固め、交通路を整備し、長距離商業も活発にしていく。アウラガは現在のモンゴル国首都ウランバートルから東に約250kmの位置にあり、多くの建物跡が発見され、アウラガ遺跡として保存されているようだ。広大なモンゴル帝国の第一歩が、ここから始まったかと思うと、言葉に言い表せられない興奮を覚える。敗者となったタルグダイ&ラシャーンは、闘いの場から一歩退いたが、ジャムカは一矢報いようと力を溜めていた。時代は移っていく。2024/09/25

パトラッシュ

55
モンゴル族統一完成の巻。前巻でジャムカたちを破ったテムジンとオン・カン連合だが、共通の敵を失った失った途端に相手を蹴落とそうと隙を窺う。広大なモンゴル平原を舞台としながら展開する探り合いは、宮廷内の権力闘争を思わせる緊張をはらんで展開する。『元朝秘史』ではもっと長く続く2人の戦いを短期間に凝縮させ、オン・カン父子の壮絶な戦死という劇的シーンを速いテンポで描き出す。一方でジャムカも捲土重来を諦めず、本当の意味で最後の決戦が近いことを予感させる大きな曲がり角だ。この連作はあと7、8巻で終わりそうな気配がする。2020/08/23

まえぞう

49
トオリル・カンが、策士策に溺れるという形で呆気なく滅び、草原最後の大敵、ナイマンとの戦いが迫ってきました。でも、その前にジャムカとの決着ですよね。どんな形で漢としての最後を向かえるか、北方さんの腕の見せどころですね。2020/07/18

彼岸花

30
闘って、闘って、闘い抜く人生。ただ、それだけのために生きるとは。否応なく世代交代の波にのまれていき、テムジンも、息子たちの活躍で、一層、軍が強固なものに。夫を支える女性たちの役割は大きく、献身的でそつが無い行動から、学ぶことが多いです。特に、ラシャーンが全身全霊をささげ、尽くす姿に心打たれました。何故ジャムカは反金を貫いたのでしょう。親友の首を正気で取れるものか、歴史は残酷です。次回、決着はつくのでしょうか。2020/11/26

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