猫君

個数:
  • ポイントキャンペーン

猫君

  • 畠中 恵【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 集英社(2020/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 28pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月27日 08時00分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087716924
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

茶虎で金目銀目の猫、みかんは江戸・吉原で髪結いをするお香のもとで可愛がられて育ち、まもなく二十年が経とうとしていた。
病の床についたお香は、尻尾が二叉に分かれ、言葉を操り始めたみかんが、やがて人に化ける猫の妖怪「猫又」になる特別な存在だと告げて、この世を去る。
飼い主を取り殺したと疑われ、追われるみかんを助けたのは、先輩猫又の加久楽(かぐら)だった。妓楼の一室に匿われたみかんは、同じ新米猫又の白花(しろか)らと出会い、猫又のあれこれを教えられる。
花のお江戸に隠された六つの陣地に分かれて、陣取り合戦を繰り広げていること。代々の徳川将軍のはからいで、江戸城の中には新米たちが修業する学び舎「猫宿」があること。猫又史にその名を刻む英雄「猫君」の再来が噂されていること……。
加久楽に連れられ猫宿へやってきたみかんは、「猫宿の長」と呼ばれる謎の人物をはじめ、様々な師匠のもと、仲間とともに数々の試練に挑んでいく――
『しゃばけ』の著者が贈る、お江戸ファンタジー開幕!

【著者略歴】
畠中 恵(はたけなか めぐみ)
高知生まれ、名古屋育ち。二〇〇一年『しゃばけ』で第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。病弱な若だんなと摩訶不思議な妖たちが様々な事件を解決する同シリーズで二〇一六年、第一回吉川英治文庫賞を受賞。
その他に、揉めごとの裁定をする町名主の跡取りが幼馴染とともに難問奇問に立ち向かう「まんまこと」シリーズ、古道具屋を営む姉弟と、妖怪と化した道具たちが遭遇する事件を描いた「つくもがみ」シリーズ、『うずら大名』『わが殿(上・下)』など著書多数。

内容説明

花のお江戸に隠された、猫又の陣地六つ。花陣・姫陣・祭陣・武陣・黄金陣・学陣。各陣の新米猫又は、将軍様の庇護のもと、江戸城内の学び舎「猫宿」で修業に励む。猫宿の長は、魔王と呼ばれたあの戦国武将(!)。みかんたちの力を試そうと様々な試練が課せられて―。お江戸猫又ファンタジー。

著者等紹介

畠中恵[ハタケナカメグミ]
高知生まれ、名古屋育ち。2001年『しゃばけ』で第十三回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞してデビュー。同シリーズで2016年、第一回吉川英治文庫賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mint☆

144
江戸吉原で生まれ育った茶虎の猫みかん。二十年生き、妖しである猫又になった。猫又で人間界で生きるのは難しいらしく、猫又の寺子屋である猫宿で新米猫又たちと共に学ぶ。色々と問題が生じ新米猫又たちは協力し合いながら解決していく。ハリーポッター猫又版のようなイメージ?最初は可愛かった猫語に途中から飽きてしまって進みが悪かったですが、ラストは爽快。面白く読み終えました。肝心の猫君は現れるのか。続きがありそう。2020/07/14

ぶち

128
"しゃばけ"のシリーズとは、一味も二味も異なる、妖ファンタジー。花のお江戸に隠された猫又たちの陣が六つ。千代田のお城には、各陣から集まってきた新米猫又たちが学ぶ学び舎があります。そう、この物語は、猫として20年を生きて、猫又になったばかりの新米猫又たちが繰り広げる冒険活劇です。20年も生きてきたのに、猫又になると大きく若返ってしまうようで、新米たちはまるで子猫のよう。それが、可愛らしくて、可愛らしくて...なんとかハッピーエンドで終わりましたが、学び舎での修練は続きます。この続きも読みたくなっちゃいます。2020/02/20

ガチャ

122
みゃんと泣くみかんは賢くて愛らしい。 猫君論争が勃発しながらも、 猫又になったばかりの新米猫又達が通う猫宿で、一人前になる為に奮闘するみかん。 様々な課題やら珍事件で大忙し。 他の新米猫又達も、個性派揃いで、徐々に打ち解けていき、皆で立ち向かう姿を見ていると、研修生とは、どんな姿でも可愛いらしいものだなと思えた。 それに、こんなにも猫又達が歴史に絡んでいたとは驚きですが、まさかの信長様? こんな世界があっても楽しいものですね。2020/11/12

やっちゃん

120
一冊で終わらすにはもったいない面白い設定。中盤以降の展開はNARUTOの試験を思い出した。もっと猫が飼いたくなるような萌える仕草の描写が欲しかったかなあ。最後に寝ちゃうのは猫らしくてよかった。2023/12/06

ままこ

112
“猫君”が現れると猫又危機を迎えるという。一体誰が猫君なのか…。猫又になりたて金目銀目のみかんは、一人前になる為に意外な場所にある「猫宿」で師匠達から色々学ぶ。修行中にも様々な騒動に巻き込まれるが、知恵を絞って新米仲間達と奮闘するにゃ!巻末の“猫又史年表”は人間史との見比べも面白い。スカッと愉快でほのぼの。みかん達の猫又としての成長も楽しみだしシリーズ化されるといいな。2020/03/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/15011000
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。