出版社内容情報
岳飛と秦容は、南宋の程雲との最後の戦いに挑み、さらに呼延凌らと合流して、金国との一大決戦を目指す。兀朮との闘いで重傷を負った史進の生死は? 大水滸伝シリーズ、ついに完結。感動の最終巻。
北方 謙三［キタカタケンゾウ］
内容説明
いよいよ岳飛は金国との一大決戦へ。『岳飛伝』完結。
著者等紹介
北方謙三［キタカタケンゾウ］
１９４７年唐津市生れ。中央大学法学部卒。８１年『弔鐘はるかなり』でデビュー。８３年『眠りなき夜』で吉川英治文学新人賞、８５年『渇きの街』で日本推理作家協会賞、９１年『破軍の星』で柴田錬三郎賞、２００４年『楊家将』で吉川英治文学賞、０６年『水滸伝』全１９巻で司馬遼太郎賞、０７年『独り群せず』で舟橋聖一文学賞、１１年『楊令伝』全１５巻で毎日出版文化賞特別賞を受賞。１３年紫綬褒章を受章（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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starbro
121
★岳飛伝１７冊目、大水滸伝シリーズ５１冊目、総頁数約１７，０００Ｐ超、足掛け１６年以上、堂々の完読コンプリー－－ト!!!!!最期は予想と異なりましたが、壮大な物語を思いっ切り堪能しました。執筆する北方謙三も凄いと思いますが、読む方としても、かなり貴重かつ濃密な読書体験をさせていただきました。このような作品群に出逢うことは、二度とないかも知れません。将来リタイアした後、中国横断旅行に行って旅をしながら、電子書籍で５１冊を再読・通読するのは、見果てぬ夢かなぁ！2016/07/16
レアル
72
兀朮と史進の戦いに決着がついた。それにしても史進は本当に強い！岳飛軍と秦容軍の活躍も輝きようやくクライマックスになるのだが…。とこの巻に限らず、全体を通して誰が主役か分からないくらい控えめな岳飛が展開されいたように思える。この北方氏岳飛伝は、史実の岳飛物語とは全く違うストーリーで展開されているのは承知だが、私にとって岳飛はもう少し豪傑なイメージがあるから、何だかイメージが合わずに読み終えた感じがする。という事で、一先ず「水滸伝」から続く壮大なストーリーを読み終えた。今は何と言ってもその達成感に浸っている。2016/06/13
榊原 香織
62
全１７巻の１７ 男たちの夢、完結。 このままチンギス紀に続だったらどうしようと思ってたけど、あれは別（だと思うけど）。 昨年１１月から、水滸伝全１９，楊令伝全１５，岳飛伝全１７，と、北方大水滸伝、完読。 このSNSの、読んだ作家、が圧倒的に北方になってしまった。ファンなわけじゃないのに2022/04/03
Ever531
38
長かった！くどかった！暑くるしかった岳飛伝もとうとう終わり。水滸伝や、楊令伝より、一人一人を大事に書き込んでくれたから、ほんとにくどかった(笑)でもでも、そんな北方先生の作品が大好きですわ。史進最高！2016/09/08
おひゃべりのナオ@【花飛】ヤオイは三月の異名にあらず
38
九紋龍（怒）「誰だ！ 前の巻で勝手に殺した奴は！」2016/06/01
