出版社内容情報
戦後のアニメーション作品を主軸に、日本社会の深層に切り込む独自の論考。政治と文学の関係性を読み解き、個人と世界の在りように新たな光をあてる、『リトル・ピープルの時代』に続く衝撃作。
内容説明
宮崎駿、富野由悠季、押井守、アニメーションの巨人たちの達成と限界から、戦後日本の深層に到達する衝撃作。「政治と文学」はいかに再設定されるべきか。
目次
第1部 戦後社会のパースペクティブ
第2部 戦後アニメーションの「政治と文学」
第3部 宮崎駿と「母性のユートピア」
第4部 富野由悠季と「母性のディストピア」
第5部 押井守と「映像の世紀」
第6部 「政治と文学」の再設定
著者等紹介
宇野常寛[ウノツネヒロ]
1978年生まれ。評論家。批評誌『PLANETS』編集長。京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師、立教大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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