あいつも誰かに殺される

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あいつも誰かに殺される

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087700466
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「お前の望みどおりタナトスの影が覆い、鈴木健三には無残な死が訪れるであろう」。
SNSアプリ「リアリズム」に投稿された呪詛に死神からの予告が返信された。誰もがいたずらと思った矢先、実際に鈴木健三がビルから転落し、死亡。現場には投稿された呪詛画像のプリントアウトが貼られていた。この大胆な殺人事件に世間は沸騰。「リアリズム」内には殺害を依頼する投稿があふれかえった。都や県の垣根を越えて無作為に人間が殺されていく。殺害方法は様々でも、いずれも投稿画像が傍らに添えられていた。犯人は同一か、複数か。模倣犯は含まれていないのか。一課の警部補・虹ヶ谷礼太郎と女性刑事・音羽沙織は、翻弄されながらも粘り強く捜査を続けるが、事件の範囲は拡大を続けるばかりで――。
ラストの衝撃まで目が離せない。

著者プロフィール
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。数々のミステリランキングで高評価を受ける。15年「死は朝、羽ばたく」が日本推理作家協会賞(短編部門)、16年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補になる。2024年『同姓同名』がビブリオバトル3冠を達成し話題に。著書に『真実の檻』『黙過』『ヴィクトリアン・ホテル』『そして誰かがいなくなる』『全員犯人、だけど被害者、しかも探偵』『ネタバレあり 双紋島の殺人』などがある。



【目次】

内容説明

「お前の望みどおりタナトスの影が覆い、鈴木健三には無残な死が訪れるであろう」SNSアプリ「リアリズム」に投稿された呪詛に死神からの予告が返信された。誰もがいたずらと思った矢先、実際に鈴木健三がビルから転落し、死亡。現場には投稿された呪詛画像のプリントアウトが貼られていた。この大胆な殺人事件に世間は沸騰。「リアリズム」内には殺害を依頼する投稿があふれかえった。都や県の垣根を越えて無作為に人間が殺されていく。殺害方法は様々だが、いずれも投稿画像が傍らに添えられていた。犯人は同一か、複数か。模倣犯は含まれていないのか。一課の警部補・虹ヶ谷礼太郎と女性刑事・音羽沙織は、翻弄されながらも粘り強く捜査を続けるが、事件の範囲は拡大を続けるばかりで―。あなたの前にも、死神は現れる。

著者等紹介

下村敦史[シモムラアツシ]
1981年京都府生まれ。2014年『闇に香る嘘』で江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。数々のミステリランキングで高評価を受ける。15年「死は朝、羽ばたく」が日本推理作家協会賞(短編部門)、16年『生還者』が日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)の候補になる。24年『同姓同名』がビブリオバトル三冠を達成し話題に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

167
下村 敦史は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 本書は、著者版SNSデスノート、SNSリアリズム厭ミステリでした。子供のSNSだけでなく、大人の匿名型誹謗中傷SNSは全面禁止が良いかも知れません。私の妻の同姓同名同じ漢字が登場してビックリです(驚) https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/aitsumodarekani/2026/10/02

パトラッシュ

149
多くのミステリ作家が挑んできた予告殺人トリックを、著者はどのように料理するのか。SNS上で死刑宣告された人物が次々と実際に死に、警察や世論や翻弄される事態は『デスノート』が実現したかのような展開だ。過去作品にありがちだった非現実的な設定やリアル面の軽視もなく、刑事が地道な捜査と推理を重ねるプロセスは警察小説として水準点に達している。SNSを利用した犯罪計画も最新の社会情勢を映しており、決め手を欠いて逮捕できない結末も理解できる。ただ容疑者が自らの頭脳を誇示する有様は、『爆弾』のスズキタゴサクを連想させた。2026/09/23

シャコタンブルー

59
強烈なタイトルと鮮やかな表紙で食指が動く(笑) 誰もが誰かを攻撃している。誰もが誰かも殺したい。そんなヤバイ輩が登場するので息つく暇もない。「リアリズム」で名前を晒される恐怖を我が事のように感じた。そんな安易な出来事で殺意を抱くことに呆然とした。怒りの導火線が年々短くなっているような気がする・・自分の価値観だけが正義であり、他の意見は問答無用で排除する。マスコミ・SNS等で己の心情にそっている意見だけを拾う危うさが広がっていく。狂乱の殺人事件の裏に隠された「真の悪魔」が暴かれていく展開が鮮やかだ。2026/10/04

雪

59
いつも目からウロコの斬新な設定や新しい試みで楽しませてもらっている著者だが、個人的には正統派の長編ミステリーが好きなので今回はすごく好みの作品だった。SNSを題材にした作品は数あれど、やっぱりこの手の物語は下村さんがさすがだと思う。虹ヶ谷と音羽のコンビもいい。この二人はシリーズ化してまた活躍してほしい。面白かった!2026/09/30

ごみごみ

52
SNSに溢れる憎悪や怒り、殺意。死の宣告が実行に移され、連続不審死事件へと発展する!こんなにも簡単に人は操られてしまうのか。SNSの闇に蝕まれ、支配されていく恐ろしさ。虹ヶ谷刑事の洞察力が怖いくらいに凄い。そしてどんどん饒舌になっていくアイツがかなりヤバかった!2026/09/16

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