外の世界の話を聞かせて

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外の世界の話を聞かせて

  • 江國 香織【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 集英社(2026/02発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700367
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

南天文庫には、外とは違う時間が流れている――。

私設図書館。元公民館の空き家。斎場。夜の飲食店。インドネシアの農園。
いつの時代も、「隙間の場所」では物語が生まれる。
時間と場所を超えて重なり、織り上げられてゆく人の生に静かに耳を傾ける、珠玉の群像劇。

私設図書館・南天文庫。高校一年生の陽日は、幼い頃からここに通い続けている。他の子供たちが帰ったあと、運営のあやめさんと話すようになったのはいつからだろう。あやめさんは陽日にときどきこう言う――「外の世界のことを話して」。
日々の出来事をあやめさんに伝える一方で、陽日はあやめさんが子供だったころの話を集めてもいる。なんでも、「ピンクの家」と呼ばれたガード下の元公民館に、三組の夫婦と五人の子供たちが身を寄せ合い不法に暮らしていたらしく……。


【著者略歴】
江國香織(えくに・かおり)
1964年東京都生まれ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で第15回山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞、07年『がらくた』で第14回島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞、12年『犬とハモニカ』で第38回川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で第51回谷崎潤一郎賞を受賞。著書に『きらきらひかる』『左岸』『抱擁、あるいはライスには塩を』『なかなか暮れない夏の夕暮れ』『彼女たちの場合は』『去年の雪』『シェニール織とか黄肉のメロンとか』『川のある街』『ブーズたち鳥たちわたしたち』ほか多数。小説のほか童話、詩、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している。


【目次】

内容説明

私設図書館・南天文庫。高校一年生の陽日は、幼い頃からここに通い続けている。他の子供たちが帰ったあと、運営のあやめさんと話すようになったのはいつからだろう。あやめさんは陽日にときどきこう言う―「外の世界のことを話して」。日々の出来事をあやめさんに伝える一方で、陽日はあやめさんが子供だったころの話を集めてもいる。なんでも、「ピンクの家」と呼ばれたガード下の元公民館に、三組の夫婦と五人の子供たちが身を寄せ合い不法に暮らしていたらしく…。外苑前の私設図書館。三重にある元公民館の空き家。斎場。夜の飲食店。インドネシアの農園…。いつの時代も、「隙間の場所」では物語が生まれる。時間と場所を超えて重なり、織り上げられてゆく人の生に静かに耳を傾ける、珠玉の群像劇。

著者等紹介

江國香織[エクニカオリ]
1964年東京都生まれ。2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で第15回山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞、07年『がらくた』で第14回島清恋愛文学賞、10年『真昼なのに昏い部屋』で第5回中央公論文芸賞、12年「犬とハモニカ」で第38回川端康成文学賞、15年『ヤモリ、カエル、シジミチョウ』で第51回谷崎潤一郎賞を受賞。小説のほか童話、詩、エッセイ、翻訳など幅広い分野で活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

167
高校一年生の陽日、私設図書館南天文庫を運営するあやめさん、斎場に勤める結婚4度の真美子、元義兄と同居する功の4人を中心とした江國小説らしい群像劇。本の中と外、生死のあちらとこちら、現在と記憶の中、時間と場所があやふやな隙間の場所、それぞれの居場所で自分らしく肩肘張らずに生きようとする人たち。不思議な優しさを感じます。2026/04/19

アキ

84
登場人物は、僕より少し上の世代、つまり団塊の世代あたりになろうか。南天文庫という世界から見た外の世界とは、そこへ通う高校生の日常なのであるが、日々窮屈な学校生活を送っている陽日から見ると、南天文庫は現実と本という仮想の間にあるすき間なのである。そんな南天文庫が、老朽化による建て替えで立ち退きをすることとなる。まるで世代が変わるように、懐かしい場所は思い出の中でしか存在しなくなる。取り立てて事件が起こることもなく、複数の登場人物の視点で語られる過去と会話が淡々と描かれてすっと終わる。著者の作品らしい終え方。2026/04/06

buchipanda3

81
「ピンクの家の話をして」「それより外の世界の話をして」。外苑前の古い私設図書館。幼少時から通う陽日(はるひ)にとってそこは現実から離れた、物語と地続きのような場所。本に囲まれた居心地良さもあるが運営のあやめとその家族(とみたいな人たち)の逸話が物語みたいに風変わりだからかもしれない。学校や将来の事で現実の窮屈さに悩む陽日。理想の自由って、理想の居場所って。少々はみ出しても人は収まる所に収まる。世間離れした家庭で育った大人達の気風が陽日の日々と交差して変化への一歩を与えてくれる。その感傷が読み手にも沁みた。2026/04/20

優希

66
面白かったです。私設図書館・南天文庫を営むあやめと、ずっと通い続けている高校生の陽日の2人の関係性が心地良かったです。外の世界の話を聞きたがるあやめに何気ない日常を伝える陽日。その時々の想いを抱えながら日々を過ごす様子が伝わるのが愛おしかったです。自分が今いる場所も、他の人にとっては外の世界なのかもしれませんね。孤独でありながらも自分の世界を大切にしているのが伝わってきました。心を落ち着かせてくれるあたたかさがあり、ずっとこの世界に浸っていたかったです。2026/03/18

Ikutan

64
高校生の陽日は3歳の頃から、南天文庫に通っている。この私設図書館を運営しているあやめさんは、いつも陽日に「外の世界の話を聞かせて」と話しかける。あやめさんは、子ども時代、三つの家族と一緒に、自分の家ではない家『ピンクの家』に住んでいた。『外の世界』である陽日の日常と、あやめさんの子ども時代の『ピンクの家』の日々が、それぞれの視点で描かれる。前後する時代と多めの登場人物に初めは戸惑ったけれど、三つの家族の人物関係を掴んでからは、いつもの江國ワールド。心地よい文章に浸った。本に囲まれて過ごす時間は素敵だね。2026/04/02

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