小説ヒトラー〈1〉戦後篇

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  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784087700275
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ヒトラーとは、何者だったのか。

完全なる独裁者はなぜ誕生したのか。
歴史小説の泰斗が描き出す、戦争の本質。

1918年11月19日。一人の上等兵が、陸軍病院から退院した。その名はアドルフ・ヒトラー。行くあてのないオーストリア人のこの男は、第一次世界大戦敗戦後も軍隊に残る道を選んだ。そして、自分の思いもよらなかった才能に気付いたヒトラーは、ある政党の集会に潜入することを命じられる。それをきっかけに政治家を志し、ついには政権奪取にまで至る――。
全3巻刊行開始。

第Ⅱ巻「戦前篇」2026年9月28日発売予定。
第Ⅲ巻「大戦篇」2026年10月26日発売予定。

【著者略歴】
佐藤賢一(さとう・けんいち)
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞受賞。2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞。他、小説に『ハンニバル戦争』『遺訓』『ナポレオン』(第24回司馬遼太郎賞受賞)『最終飛行』『チャンバラ』『釣り侍』等、ノンフィクション・随筆に『英仏百年戦争』『テンプル騎士団』『フランス王朝史』(全3巻)、『よくわかる一神教』『王の綽名』等、著書多数。


【目次】

内容説明

ヒトラーとは、何者だったのか。完全なる独裁者はなぜ誕生したのか。歴史小説の泰斗が描き出す、戦争の本質。一九一八年十一月十九日。一人の上等兵が、陸軍病院から退院した。その名はアドルフ・ヒトラー。行くあてのないオーストリア人のこの男は、第一次世界大戦敗戦後も軍隊に残る道を選んだ。そして、自分の思いもよらなかった才能に気付いたヒトラーは、ある政党の集会に潜入することを命じられる。それをきっかけに政治家を志し、ついには政権奪取にまで至る―。

著者等紹介

佐藤賢一[サトウケンイチ]
1968年山形県鶴岡市生まれ。93年『ジャガーになった男』で第6回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。99年『王妃の離婚』で第121回直木賞受賞。2014年『小説フランス革命』で第68回毎日出版文化賞特別賞を受賞。他、小説に『ナポレオン』(第24回司馬遼太郎賞受賞)等、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

172
佐藤 賢一は、新作中心に読んでいる作家です。著者がヒトラーは何者だったのかを問う全三部作、二段組、1,500頁超の超大作の幕開けです。まずは第Ⅰ部、青年からヒトラーが首相になるまで、一気読みです。続いて第Ⅱ部へ。 トータルの感想は、全三部作読了後に。 https://www.shueisha.co.jp/books/items/contents.html?isbn=978-4-08-770027-5 2026/09/27

パトラッシュ

141
名も金も後援者もない貧しいが野心あふれる若者が政治家を目指すのは、国民が元気である証拠だ。特に第一次大戦に敗北し手酷くプライドを傷つけられたドイツでは、この状況を打破しようと立ち上がる若きヒトラーは魅力的なほど活力にみなぎっている。彼ならば既得権益を壊し、明日への道を示してくれる夢を託せるのではないかと。そんな強烈なカリスマ性と政治力に周囲が魅了されたからこそ、ナチスは合法的に権力獲得へ突き進んだ。まだ人間的であったヒトラーが歴史に残る怪物と化し、目の眩む破滅を招来するまでの今後のドラマから目が離せない。2026/09/25

さつき

59
ヒトラーの伝記を佐藤賢一さんが書かれたと聞き必ず読もうと思いました。よく知られた人なのに、私はヒトラーについて何も知らなかったことがこの巻を読んだだけでわかりました。なかでも、オーストリア人であるヒトラー自身はそもそもユダヤ人に対して憎しみを持っていなかったことに衝撃を受けました。ドイツで生きるため、政治家として立つために民衆に受けの良い主張をしていたにすぎないこと。第一次大戦後に担わされた莫大な賠償金、そして起きたハイパーインフレに苦しむドイツ民衆にはわかりやすい敵が必要だったこと。愕然とします。2026/10/05

fwhd8325

57
00ページ超え、二段組という大作です。全3巻の1巻です。戦後篇とあり、そういえば、ヒトラーにとって、第二次世界大戦の戦後はなかったんだと改めて思いました。ひとりの兵隊が、政治家となり、政権をダッシュするまでの物語は、とてもスリリングで、読み応えのあるものでした。この主人公のそれからの行為行動を知っているけれど、この戦後篇では、野心に満ち、それは当時のドイツ国民と同じように魅力ある人物に感じる。2026/09/22

イトノコ

19
キンドル。世界大戦の敗戦国となったドイツで、若き軍人ヒトラーは政治の世界に身を投じた。現体制の打破とユダヤ人排斥を唱える過激な政党は、徐々に民衆の支持を得ていく。/佐藤賢一さんの新作にして、フランス革命やナポレオンに匹敵する大作となりそう。700ページ超の2段組全3巻である。読んで知ったのは、ユダヤ人ヘイトがナチ(劇中では専らエン・エス)だけの特異な感情ではなかったということ。ドイツ国内にはユダヤ人を毛嫌いする基盤があった。むしろオーストリア出身のヒトラーは元々その感情は薄かったよう。続く。2026/09/21

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