これがそうなのか

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  • サイズ 46判/ページ数 320p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087700138
  • NDC分類 104
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ことばと出会い、ことばと育ち、
ことばを疑い、ことばを信じた。

『水中の哲学者たち』で一躍話題となった著者は、
ことばに支えられながら、世界を見つめ続ける――。
過去から現在までの著者自身を縦断し、
読者とともにこの社会を考える珠玉のエッセイ集。

【第一部 問いはかくれている】
日々生まれる「新語」。
新語は、現代社会が必要とするから生まれるはず――。
けれど、なぜ私たちはそのことばを作ることにしたのだろう?
新語の裏に潜む問いを探り出し、私たちの「いま」を再考する12篇。

【第二部 これがそうなのか】
幼少期を本とともに過ごしてきた著者。
これまでに読んできた数々の本の中から大切な言葉を選び抜き、争いの絶えないこの世界との対話を試みる。
過去に書き残されてきた幾つもの言葉から、私たちの未来を惟る12篇。

【著者略歴】
永井玲衣(ながい・れい)
1991年東京都生まれ。人びとと考えあい、ききあう場を各地でひらいている。問いを深める哲学対話や、政治社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。
著書に『水中の哲学者たち』『世界の適切な保存』『これがそうなのか』がある。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞。詩と植物園と念入りな散歩が好き。


【目次】

内容説明

『水中の哲学者たち』で一躍話題となった著者は、ことばに支えられながら、世界を見つめ続ける―。過去から現在までの著者自身を縦断し、読者とともにこの社会を考える珠玉のエッセイ集。

目次

第一部 問いはかくれている(推し;横文字;あーね;めしテロ;□になった ほか)
第二部 これがそうなのか(恥辱だけが;わたしたちに許された;はせがわくんなんか;つづけるんだ;もっとください ほか)

著者等紹介

永井玲衣[ナガイレイ]
1991年東京都生まれ。人びとと考えあい、ききあう場を各地でひらいている。問いを深める哲学対話や、政治社会について語り出してみる「おずおずダイアログ」、せんそうについて表現を通して対話する写真家・八木咲とのユニット「せんそうってプロジェクト」、Gotch主催のムーブメント「D2021」などでも活動。第17回「わたくし、つまりNobody賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Asakura Arata

4
著者が丁寧に生きているのがわかる本。自分の娘の年代の書いた人の本を読むのは楽しい。2025/11/29

ちこ

1
情報ライブラリの新刊コーナーで偶然発見!やったー。 永井さん、どんどん成長している。初期の笑い優勢なあの作風も失わずにいてほしいけど、今回は、勉強になります、と頭を下げたい。タイトルも、なんか面白い話かと思ったら、そうじゃなかった。では、本に育てられた子どもは、どのように歩くのだろう。本に育てられたと豪言する永井さん、著作の中に引用の量がすごい。勉強になる。Wi-Fi難民、飯テロ、そういう言葉が、深刻な社会問題を濁らせているという指摘。鋭い。2025/12/06

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