ライアーハウスの殺人

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ライアーハウスの殺人

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784087700084
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

孤島に聳え立つ来鴉館で
嘘つきたちの饗宴が始まる

お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。
「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」
嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、嘘で雇われたメイド(アリカ)が館に集められ、金にものを言わせた自前のクローズドサークルが完成。有能メイド・葵の鬼のダメ出しの末、綿密に練られた復讐劇は、成功間違いなしと思われた。しかし、一夜明けると、彩莉が殺した覚えのない死体が転がっていた……。

二度読み必至。空前絶後の超本格ミステリ!!

織守きょうや(おりがみ・きょうや)
一九八〇年ロンドン生まれ。二〇一二年『霊感検定』で第一四回講談社BOX新人賞Powersを受賞、翌年同作が刊行され、デビュー。一五年『記憶屋』で第二二回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。二一年『花束は毒』で第五回未来屋小説大賞を受賞。著書に『黒野葉月は鳥籠で眠らない』『ただし、無音に限り』『響野怪談』『朝焼けにファンファーレ』『隣人を疑うなかれ』『キスに煙』『まぼろしの女 蛇目の佐吉捕り物帖』『戦国転生同窓会』がある。


【目次】

内容説明

孤島に聳え立つ来鴉館で嘘つきたちの饗宴が始まる。お嬢様・彩莉は転がり込んできた莫大な遺産で孤島にギミックつきの館を建設し、かつて自分の書いた小説を馬鹿にした相手を殺害しようと企てる。「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」嵐の気配が近づく中、ターゲットのミステリ愛好者たち(ショーゴ、詩音)、医療関係者(みくに)、刑事(矢頭)、霊能者(真波)、嘘で雇われたメイド(アリカ)が館に集められ、金にものを言わせた自前のクローズドサークルが完成。有能メイド・葵の鬼のダメ出しの末、綿密に練られた復讐劇は、成功間違いなしと思われた。しかし、一夜明けると、彩莉が殺した覚えのない死体が転がっていた…。二度読み必至。空前絶後の超本格ミステリ!!

著者等紹介

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年ロンドン生まれ。2012年『霊感検定』で第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞、翌年同作が刊行され、デビュー。15年『記憶屋』で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。21年『花束は毒』で第5回未来屋小説大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

170
織守 きょうやは、新作中心に読んでいる作家です。王様のブランチBOOKコーナーで紹介されたので、読みました。 設定は面白そうだったのですが、本格ミステリなのかユーモアミステリなのか中途半端な状態で失速しました。 https://www.bungei.shueisha.co.jp/shinkan/liarhouse/2025/09/17

パトラッシュ

162
ミステリはマジメに読む方なので、読み終えて呆然とした。殺人のため孤島に洋館まで建設するお嬢様の動機が実にアホらしく、自信たっぷりの計画も警察が普通に捜査すれば即バレる程度のバカっぷり。登場人物全員が嘘つきとする設定も考えたつもりだろうが、推理をわかりにくくする効果しかない。クリスティ以来の連綿たる孤島ミステリの系譜をぶち壊すため書いたのかと思いたくなる。初期作品にあるリーガルという縛りがなくなって暴走したか、あるいはバカミスでもイヤミスでもない一切がメチャクチャなメチャミスという新分野を開拓したつもりか。2025/08/15

aquamarine

50
突然相続によりお金持ちになったミステリ好きのお嬢様は、孤島に隠し通路のある「来鴉館」を建設し、連続殺人を企てる。ところが自分が何もしないうちに予定通り死体が現れ、その後も本人を置いてけぼりにして殺人は次々起こる…。多少想像できることはあるので懇切丁寧な説明が冗長に思えてうっかりさらりと流してしまった部分があったが、それが大失敗。犯人はともかく仕掛けには全く気付いていなかったので、読み返して、丁寧に読んでたらわかったのに!と臍を噛むことになった。まさしくライアーハウスの殺人。こんなラストの余韻も悪くない。2025/09/19

オフィーリア

50
中々良かった。ポンコツお嬢様のガバガバ殺人計画が誰かに乗っ取られ、事件は誰にも予想のつかない方向へ転がり落ちていく。本格の骨組みに各々の心理の綾が絡み、程々に緩く安定した本格が摂取出来る秀作。 「おまえらがバカにした私の考えたトリックで死ね」2025/09/11

オセロ

50
離れ小島に建てられた洋館に招かれた客人たち。 如何にも殺人事件が起きそうなシチュエーションで計画された殺人とは異なる連続殺人。 犯人とラストの展開は予想通りでしたが、個人的にはそこそこ楽しめたけど、期待した程ではなかったかな。それにしても表題のライアーハウスとは上手く言ったものだなと。2025/08/06

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