集英社文庫*ポケットマスターピース<br> ポケットマスターピース〈13〉セルバンテス

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集英社文庫*ポケットマスターピース
ポケットマスターピース〈13〉セルバンテス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 705p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087610468
  • NDC分類 963
  • Cコード C0197

出版社内容情報

自分を遍歴の騎士だと思い込んでしまった老いた郷士ドン・キホーテ。世界文学史上の最高傑作と名高い、相棒サンチョとの抱腹絶倒の旅物語が、清新な訳で登場! 短編3本も収録。(解説/野谷文昭)




ミゲル・デ・セルバンテス・サアベドラ[ミゲルデセルバンテスサアベドラ]

野谷 文昭[ノヤフミアキ]

三倉 康博[ミクラヤスヒロ]

吉田 彩子[ヨシダサイコ]

内容説明

騎士道物語を耽読するあまり自らを騎士と思い込んだ老郷士ドン・キホーテとその無邪気な相棒サンチョ・パンサの珍道中を描いた世界的名作のほか短編3作を、清新な訳にて収録。

著者等紹介

野谷文昭[ノヤフミアキ] [Cervantes Saavedra,Miguel de]
1948年神奈川県生まれ。東京外国語大学大学院ロマンス系言語科修士課程修了。東京大学名誉教授。現在、名古屋外国語大学教授。専攻、スペイン語圏の文学・文化

セルバンテス・サアベドラ,ミゲル・デ[セルバンテスサアベドラ,ミゲルデ]
1547.9.29‐1616.4.22。スペインの小説家・詩人・劇作家。スペイン、カスティリャ地方のアルカラ・デ・エナーレスに生まれる。人文学者のロペス・デ・オヨスのもとで学んだ後、イタリアへ渡る。ナポリでスペイン軍に入隊し、レパント海戦に参加し負傷。帰国の途上私掠船に囚われる。アルジェで5年間の虜囚生活の後、38歳の時牧人小説『ラ・ガラテア』を刊行。58歳で『ドン・キホーテ』を刊行(後篇の刊行は10年後)、一躍名声を高める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

優希

104
ドン・キホーテは既読ですが、他の短編は初読みでした。スペインの作家らしい陽気さが感じられます。荒唐無稽ながらも落ち着くところに落ち着くのが「らしい」ところなのかもしれません。破天荒ながらも整然とした物語の数々に魅せられました。ポケットマスターピースもこの巻で最後だと思うと少し寂しいものがあります。2017/01/24

ころこ

40
本シリーズは19世紀の作家を集めています。唯一セルバンテスが逸脱している理由として、19世紀の作家に影響を与えたからという説明がなされています。しかし野谷文昭の解説に「セルバンテスの文体が、ガルシア=マルケスのそれに似ていることがわかったのだ」とあり、19世紀のみならずラテン・アメリカ文学に影響を与えたことが指摘されています。以前読んだ批評もフェンテスだったことに私自身が無自覚でした。ロマン主義的な物語を期待すると後半の3作も退屈なのですが、ラテン・アメリカ文学だと思って読めば物語の呼吸が分かってきます。2022/02/19

やまちゃん

11
何かの書評で「ドンキホーテ」は恐ろしく退屈で今時読む人はいないとあったので、まさか読むとは思っていませんでした。短縮版ですが、ある程度まとまっており、版画が多く、1660年頃の小説にしては抜群のユーモアがあり、短編も3つとも楽しかったことで、思いがけず読み終わりました。訳も固くなく読みやすかったです。2018/05/20

tsubomi

7
2017.07.30-08.27:『ドン・キホーテ(抄訳)』『美しいヒターノの娘』『ビードロ学士』『嫉妬深いエストレマドゥーラ男』を収録。初セルバンテスでしたが、これが17世紀に書かれたことを考えるとスゴイと思います。表題作は、ごく大雑把に言えば、コミカルなおとぎ話。滑稽で、そんな馬鹿な!と呆気にとられる場面もあれば、皮肉めいていて著者の知識と教養を感じさせる場面もあり、特に恋に破れて野性的生活を送る青年の話が印象的。短編集も人間心理をついていてそれぞれにとても面白かったです。2017/08/27

Mingus

4
スペインと言えばセルバンデス、そしてドン・キホーテ、ポケットマスターシリーズの抄訳であればと手に取ったが、結論から言えばまた本編を改めて読み直すことになりそうだった。面白い。誰しもドン・キホーテとサンチョの掛け合いに笑うだろう。私が特に大好きなのは、サンチョが妙薬を飲むシーン、思わず声に出して笑うほどだ。ここに笑いの原点がある!と言っても過言ではないが、物語は喜劇ではない、ユーモアとアイロニカルの両面を交えつつも喜劇の裏の悲愴もこの物語は語っている。これでもかと言わんばかりのフルボッコ…笑 短編も面白い。2017/05/21

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