出版社内容情報
パリ10区のアパルトマンで悲劇が起きた。完璧に思えたヌヌ(ベビーシッター)が、なぜ子どもたちを殺めてしまったのか? 冷徹な筆致で犯罪の裏を描き、2016年仏ゴンクール賞を受賞。世界38カ国で刊行の話題作。
レイラ・スリマニ[レイラスリマニ]
著・文・その他
松本 百合子[マツモトユリコ]
翻訳
内容説明
パリ十区のこぢんまりしたアパルトマンで悲劇が起きた。子守りと家事を任された“ヌヌ”であるルイーズが、若き夫婦、ミリアムとポールの幼い長女と長男を殺したのだ。そしてルイーズも後を追うように自殺を図り―。子どもたちになつかれ、料理も掃除も手を抜かない完璧なヌヌに見えたルイーズがなぜ?事件の奥底に潜んでいたものとは!?2016年フランスのゴンクール賞を受賞した話題作。
著者等紹介
スリマニ,レイラ[スリマニ,レイラ] [Slimani,Le¨ila]
1981年モロッコ生まれ。フランス人とアルジェリア人の間に生まれた母、モロッコ人の父をもつ。モロッコのフランス人学校を卒業後、パリ政治学院に入学するためパリに移住。卒業後は舞台女優を目指したが、パリのビジネス・スクールで再び学んだ後、ジャーナリストに。作家としてのデビュー作『Dans le jardin de l’ogre(人喰い鬼の庭で)』では性依存症の妻を描いて話題に。2016年、『ヌヌ 完璧なベビーシッター』でゴンクール賞を受賞。17年11月、仏マクロン大統領より「フランコフォニー担当大統領個人代表」に任命された(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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藤月はな(灯れ松明の火)
nuit@積読消化中
ゆいまある
ゆのん
パトラッシュ