出版社内容情報
圧倒的な知能を持つ生命体〈アザーズ〉が、人類への攻撃を開始した。襲撃をくぐり抜け、少女キャシーは行方不明の弟を無事見つけ出すことができるのか……。クロエ・グレース・モレッツ主演の同名映画原作!
内容説明
圧倒的な知能を持つ謎の生命体“アザーズ”が、人類への攻撃を開始した。地球規模の停電や致死的な伝染病、人間と見分けのつかないエイリアンの暗殺者などにより、人類の97パーセントが死滅。さらなる攻撃「第五の波」(フィフス・ウェイブ)が迫るなか、少女キャシーは生き別れた弟を無事見つけ出すことができるのか…怒涛のラストへとノンストップでひた走る全米大ベストセラーが登場―!!
著者等紹介
ヤンシー,リック[ヤンシー,リック] [Yancey,Rick]
フロリダ州在住の作家。2004年、十年にわたって税務官として働いた経験をもとに書いたメモワール『Confessions of a Tax Collector』でデビュー。現在までにYA向けと大人向け、双方の小説を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
19
確かに読み始めたら止まらない。昨夜、一気読みしてしまった。とはいえ、どこからみても立派な中年オジサンである私には、やはりマッチしなかった。高校生のわが娘向きかなぁ、と思っていたけど、娘に薦めるつもりです。3部作だけど、次作から読むかどうかは微妙だなぁ。2016/04/19
tom
11
アメリカ風ヤングアダルト。けっこう上質だと思う。最後まで、おお、がんばれよ、少年少女たちという気分で読むことができた。コメントを読むと、アメリカではベストセラーになり、映画化もされるとのこと。確かにシンプルな構図で分かりやすいファンタジー。次作も読みます。2016/04/23
ist
10
4月頭から読み始めてようやく読了。謎の生命体アザーズの地球侵略とそれに対抗する人類の戦い。ウェイブと呼ばれる段階的な攻撃で、人類はほぼ制圧されてしまう。地球全体に渡る停電、超巨大津波、ペストやエボラを連想させる伝染病、人間と見分けのつかないサイレンサーによる直接攻撃。前半のサバイバルと、ベンの新兵教育でボコボコにされながら、チームを組むパートはたいへんおもしろく読み進んだが、キャシー独りのシーンからエヴァンとのラブラブとゴタゴタが読みにくかったなあ。主人公に感情移入できないのは、加齢のせい?2016/05/22
さぼさぼ
10
クロエ主演映画原作本。 謎の生命体が地球を侵略。 大規模停電、巨大津波、感染、虐殺。その後第五の波で滅亡の危機にある中、生き残った若者が立ち向かう物語。 グロテスクな表現も多いですが、「トワイライト」シリーズの様な場面もあり、何とか読了。映画はあまり評判が良くないようですが、ちょっと観てみたいです。2016/04/29
WHISKYCOKE
7
アメリカのYA小説。映画化されているみたい。面白かった。訳がいいのか、原文がいいのか、主人公キャシーの一人称部分がサイコー。でも、三部作で続きがあることは読む前に知りたかった。続きがとっても気になる。2016/04/15