内容説明
父親の死後、母親が子どもたちを連れていった海外への旅。途中、兄弟は母親の言葉で命を救われる。小さな町から出て、この世でいちばん美しい暮らしをする夢を抱いている娘の話。兵役についている恋人とのデートで、汽車が出るまで不安でいっぱいな娘の気持ち。けれど、彼がプレゼントしてくれた本には、忘れられない言葉が…。「おばちゃま」シリーズのギルマンが書いたかけがえのない傑作8編。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Lara
76
8っの短編集。アメリカの女流作家、1950~60年代にかけての作品とのこと。古き良き時代の香りが漂う。いま一つ物足りなさを感じるものもあるが、何故かついつい魅かれてしまう。2022/04/24
ごへいもち
5
だるい気分のときなら読める本2011/02/14
最終バック九番手
2
古き良きアメリカが好きな人にはピッタリの短編集…インディアンを先住民に言い換えるのは仕方ないがコンビニとかホームレスとかストーカーとかは使わずに原著刊行当時の言葉で訳してほしかった…第1刷:2008年4月25日…本体600円2010/12/03
rokoroko
0
短編集。最初の(悲しみは早馬にのって)夫に先立たれた妻が悲しみから逃れるように二人の息子を連れて、世界を旅する。そして、癒されると、ごく平凡な生活を再開するという話。読みやすい小さな話ばかり2015/06/24
cya
0
やっぱりドロシーギルマンすきだなあ。出てるの知らなくてブックオフで見つけた!、みんな芯のある人たちでつよい。2013/09/23