内容説明
あたしはステファニー・プラム。裁判と保釈金をぶっちぎる不届き者を捕まえる、バウンティ・ハンターをしている。たまたま強盗の顔を目撃してしまったばかりに、少年ギャング団に命を狙われるハメになったあたしは、謎多き同業者、レンジャーの留守宅に隠れることになって…。危険も謎もイイ男も、何故かこの女を放っておけない、大人気・大爆笑のシリーズが、集英社文庫で登場。
著者等紹介
イヴァノヴィッチ,ジャネット[イヴァノヴィッチ,ジャネット][Evanovich,Janet]
ロマンス小説家としてキャリアをスタートさせたのち、ステファニー・プラムシリーズ第1作『私が愛したリボルバー』を1994年に発表して大ブレイク、以来、ニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー・リストのトップにランクインする人気作家。米国・ニューハンプシャー州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bookkeeper
29
★★★☆☆ 再読。ストリートギャングの武装強盗の現場に出くわしてしまったステフ。ギャング団に雇われた殺し屋の標的になってしまうが、姉の結婚式準備や本業の賞金稼ぎもしなくてはならず色々多忙なのだ。 出版社の変更でカバー絵の雰囲気が変わったが、訳文や作中の雰囲気は全く同じなので安心です。以前は事件の動機や犯人等少し捻りがあって、ラスト近くになって急に賢くなったステフが説明し始めたりしてたけど、今回のストーリーは捻りなしの直球。登場人物達のドタバタぶりをシンプルに楽しみましょう。解説は安藤優子さん(笑)。2022/09/27
みみずく
20
強盗犯の素顔を見てしまい、その男がギャングの一員だったことでまたまた命を狙われたステフ。そのことでモレリと揉めたステフは、ひょんなことでレンジャーのあじと(の一つ)を知りそこに隠れることになった。そのことでレンジャーの素顔の一つを知り、本心もちょっと明かされたところがハイライトだった。今回は前作に続きコニーもハンター仲間に加わりいい味だしてた。そして第4作に登場したドラァグクイーンのサリーも再登場して大活躍。荒唐無稽なキャラクターばかりなのに説得力がある描写に今作も楽しませてもらった。2014/10/02
むらさきめがね
18
思いのほかシリアスな展開。剣呑なギャング団に命を狙われる恋人を心配するモレリに心から同情した。ヴィニーサプライズで毎回クスっとさせられる。いつも笑いをありがとう。テイスティケーキ、調べたら実在のメーカーなんですね。写真見る限りなかなかテイスティっぽいですが、はてさて?2016/02/18
もちもちかめ
15
相変わらずのときめきハチャメチヤコメディ。懐かしい。ずっと続きを読みたかった。そしたら話が進みすぎてた。私が20年前に原書でいきなり読んだのはシリーズ1巻だったから。楽しくて分からないなりに夢中で読んだ。ステフには、本当に良い思い出しかない。懐かしい。ありがたい。また読めた。日本語で!英語の原書で小説が読んでみたいけど、ていう全ての学生さんに超絶オススメ。買い。血迷ってハリーポッター原書なんか買っちゃダメだゾ!1ページで挫折するゾ。2021/11/26
J・P・フリーマン
14
ギャングに狙われるステファニーが逃げ込んだのは、謎多きバウンティハンターのレンジャーの住処。レンジャーが不在なのをいいことにそこで生活を始めるも、ボディーソープでムラムラしたりと笑いどころが満載。複数の法廷未出頭者を追いかけたり、姉の結婚式の準備と終始ハイテンション。第四作目に出てきたゲイのサリーも再登場して、大暴れします。2020/05/24