内容説明
5歳の時、目の前で姉を誘拐、殺害されてしまったオリヴィア。あれから34年、姉殺しの犯人として服役していた男の冤罪が確定する。自分の誤った証言の為に、野放しとなっていた真犯人が次々と犯行を繰り返していたことを知ったオリヴィアは、真相究明に乗り出す。新たに見つかった少女の遺体。捜査に当たったシアトル警察刑事ザックとオリヴィアの運命が交錯する…。戦慄のシリーズ第3弾。
著者等紹介
ブレナン,アリスン[ブレナン,アリスン][Brennan,Allison]
カリフォルニア州生まれ。州議会でカウンセラーとして働くかたわら、小説を書き始める。2005年に元FBIアカデミーの女性3人をヒロインに据えた3部作でデビューし、またたく間にベストセラー作家の仲間入りをする。プライベートでは5児の母。現在は家族と共に北カリフォルニアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
38
FBIアカデミーシリーズ3作目。この作品でブレナンのシリーズ1つ完読。どの作品も500頁超ではあるがハラハラドキドキしながら読めてしまう。幼い頃目の前で姉が誘拐されその後殺害される。目撃者として5歳で証言をして犯人は逮捕。30年後冤罪で釈放される。真犯人を捕らえるべく奮闘する。被害者は元よりその家族もとても辛い思いをしている描写には胸が痛んだ。誰もが納得できる正義は無いに等しい。 2018/03/13
まあちゃん
19
知り合いにお借りしました。ロマンス小説ですが、それ以上に殺人鬼を追い詰めたり殺されそうになったりと、何かと読み進められます。まあ、面白かったです。2016/05/24
youyou88
14
ヒロインが元FBI捜査官の三部作ラスト。 FBIにて研究所に勤めるオリヴィアは5歳の時、姉が誘拐され殺害されるという過去を持つ。 その犯人が投獄され34年が過ぎ、新たにDNA鑑定で冤罪が確定してしまう。 自分の誤った証言により無実の人間を34年も投獄し、真犯人はその間もずっと少女殺害を続けていたのだ。 なかなかきつい事件だけどはらはらどきどき一気読み。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11283793722.html2022/08/09
井戸端アンジェリか
14
ついにシリーズ最終作。うーん、満腹。定番のチョメチョメを省いても変態野郎の事件だけで十分楽しめると思うのですが、アリスンどやさ? チャーハン頼んだらオジちゃんがサービスにライス付けてくれちゃったような、ありがたいけど勘弁してくれーな作品でした。2017/09/29
ほちょこ
6
3部作の苦行、終了。ストーリーがチープなのはまだ許せる(イケメンとストイックな美女のラブラブ事件捜査)が、そこに輪をかけて翻訳がベタすぎた。今時、「友達とダベる」とか言わないでしょー。とにかく、完読。頑張った、自分。2015/08/21
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