内容説明
失敗続きの人生をおくっていたジェイミーは、ある日突然バーで“理想の男”ブラッドと出会い、勢いで一緒に旅に出ることに。しかし次第に暴力で脅かされるようになり、旅の目的が元妻への復讐だとわかった後も逃げる術もない。一方、過去を消し別人になっていた元妻は境遇の似た女の集う“マッド・リバー・ロード”で静かに暮らしていた…ひたひたと迫る恐怖と驚愕のラスト、サスペンスの傑作。
著者等紹介
フィールディング,ジョイ[フィールディング,ジョイ][Fielding,Joy]
幼い頃から小説家を志し、一時は女優として活躍したものの、書くことを諦めきれず、8作目の『優しすぎて、怖い』で大ブレイク、ベストセラー作家の仲間入りをする。女性心理の描き方に定評があり、またハラハラドキドキ、手に汗握らせる作風から“サスペンスの女王”とも呼ばれている。トロントとパーム・ビーチ在住、二女の母(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
youyou88
10
優秀な弁護士である姉と、厳格な判事である母を持ったジェイミーはことあるごとに自分に劣等感を抱いていた。 衝動的にした結婚相手がマザコンであり、離婚した事も心の傷になっている。そんなある日いらついた気分のまま寄ったバーで理想的な男性に出会う。 この物語にはバカな女が出てくる。嘘をつき、万引きを繰り返す女。男を見る目がなく衝動的な女。しかしどれも人間味溢れるリアルさがあった。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11263457434.html2022/06/24
wei xian tiang
1
なりゆきドツボ小説。面白い。2019/07/13