内容説明
元FBI捜査官で、人気女性作家ローワンの小説を模した“コピーキャット”キラー。次次と悲惨な亡骸で発見される女性たちにアメリカ中が騒然とする。ボディーガードのジョンとマイケルの必死の攻防も虚しく、確実にローワンに近づいてくる卑劣な犯人の正体とは…!?元FBIアカデミーの女性3人それぞれの苦悩と闘いを描いて、米国の大ベストセラーとなった3部作の第1弾、登場。
著者等紹介
ブレナン,アリスン[ブレナン,アリスン][Brennan,Allison]
カリフォルニア州生まれ。州議会でカウンセラーとして働くかたわら、小説を書き始める。2005年に元FBIアカデミーの女性3人をヒロインに据えた3部作でデビューし、またたく間にベストセラー作家の仲間入りをする。プライベートでは5児の母。現在は家族と共に北カリフォルニアに在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井戸端アンジェリか
23
なぞの快楽殺人鬼に幼少期のトラウマ。犯人にはすぐ気が付いちゃったけれども、うんうんよしよしそれでそれで。 ところで、時々挿入される美男女の濃厚セックスシーンは必要か? コテージでチョメチョメしてるとジェイソンが来るでー。そんな事を思いながら訳者あとがきまで辿り着きましたら、なるほど納得。キング+ハーレクインね、オホホホホよろしくてよ~。重々承知のうえ、シリーズ残り2冊へ参ります。2017/09/19
あつぼう
14
【ザ・プレイ】【ザ・ハント】【ザ・キル】のFBIアカデミーの同期でルームメイトだった3人をヒロインにした三部作の第一部です。一部の主人公はFBI捜査官から作家に転身したローワン。彼女の作品と同じ手口で人々が殺されていく事件が発生。彼女を守るボディーガードも登場してロマンティック・サスペンスの基本って感じです。なんとなく犯人が途中で分かってしまったのが残念やし、その犯人が正体を現してからが少し長いように感じました。これがデビュー作という事を考えれば許容範囲なんですが、もう少しスパイスがほしかったです。2010/02/20
ゆのん
12
初読みの作家。ロマンスサスペンス。FBIアカデミーシリーズ第1弾。コピーキャットキラーに狙われた様々な被害者達。主人公のローワンが狙われるとの懸念によりボディーガードがつく中卑劣な犯人の正体に近づく。壮絶な過去に苦しむローワンが傷付きながらもトラウマを克服してゆく姿が胸に迫る。ハラハラドキドキさせられた。次作が楽しみ。2017/07/27
youyou88
9
元FBI捜査官のローワンは今では書いた小説が映画化されるほどの人気作家となっている。 ところがそんな彼女の書いた小説の中の犯罪が模された連続殺人事件が起こる。 ローワンの過去はめちゃくちゃ凄惨。こんなトラウマ抱えて生きていけるわけないやろ…と思うくらい。 結構グロイところもあるので嫌いな方はご注意を。 でもスピード感はあってなかなか面白かったです。 https://ameblo.jp/harayou1223/entry-11233663105.html2022/05/06
ほちょこ
9
先ほどまで読んでいたミネアポリス警察シリーズとうって変わって、ベタベタなアメリカン小説。うわー、こりゃベタだなぁーとのっけから思ってしまったが、3部作、図書館で借りてきてしまったので、残りも読む決意表明。2015/08/19