内容説明
息子アーチの反抗期は転校を機におさまったものの、今度は夫のトムが、仕事のことで落ち込み気味。しかも憎き前夫、ジョン・リチャード・コーマンが減刑されて出所、ゴルディの気持ちは休まる時がない。いつもながら横暴なジョンに命じられ、アーチを彼の家に連れていくと、ガレージの車の中に彼の他殺死体が。父親を失ったショックでアーチは心を閉ざし、ゴルディは殺人容疑をかけられ…。
著者等紹介
デヴィッドソン,ダイアン[デヴィッドソン,ダイアン][Davidson,Diane Mott]
ハワイ州ホノルル生まれ。海軍の父親の任務のため、十代はアメリカ各地を転々と暮らす。1976年ジョンズ・ホプキンス大学で文学修士号を取得。教職につくかたわらボランティア活動を続けていたが、1982年長い間の夢だった小説を書き始める。デビュー作の『クッキング・ママは名探偵』は素人探偵ゴルディの活躍、随所に盛りこまれた料理のレシピで大好評を博した。1969年に結婚し、小説の舞台と同じコロラド州に住んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nafko
5
先日読んだ同シリーズの「~のクリスマス」と関連のある一冊。殴られるわ疑われるわ、ゴルディの人生災難続き。再婚相手に恵まれただけでは十分報われたとは言えなそう。2016/12/28
rokoroko
4
ゴルディの元夫が事件の巻き込まれるこの作品読んでなかった。これは御飯前に読むと食べすぎてしまう。バターやらクリームにまみれたレシピ。こんなにたくさん作ったら料理嫌いになりそう2015/07/09
laughmix
1
東の高校生探偵と同じくらい死体にぶちあたるなー(笑) メニュー見てるだけで5キロくらい太りそうなのと、アメリカン!なかんじのチョコクッキーとか食べたくなるオヤツテロに合うので危ないっす。タフィークッキーみたいなね。アブナイアブナイ2017/11/01
はるき
1
ゲス野郎の殺害疑惑がゴルディに向けられる!!どこへ行っても災難に巻き込まれ、でも不屈の精神でやり遂げる彼女が大好き。夫トムとの夫婦仲も修復され、事件は意外な結末を迎える。シリーズの今後にどう影響するのか。そして、今回も美味しそうな料理の数々が素敵すぎる。実際に食べたら重量級の気もするが、落ち込んだ時にも料理で元気を付ける前向きさは見習わねば。アーチはもう少しゴルディに思いやりがあっても良いと思う。2013/01/30
みかん
0
再読2015/10/11