内容説明
スコットランドの小村で、4人の大学生が血まみれの若い女性を発見した。女性は死亡し、警察はすぐに調査を開始。疑惑の目は第1発見者の4人に向けられた。幼なじみ4人は固い絆で結ばれていたけれど、周囲の冷たい視線のなかで、互いを疑う気持ちが少しずつ生まれていた。だが真犯人は上がらず、事件は未解決のまま時がたった。そして25年後、事件の見直しが始まり、驚くべき真実が…。
著者等紹介
マクダーミド,ヴァル[マクダーミド,ヴァル][McDermid,Val]
スコットランドの炭坑地帯で育つ。オクスフォード大学で英語学を学んだ後、16年間ジャーナリストとして働く。デボンの地方新聞の記者時代にはテッド・ボトムリー記念賞を受賞。後半の3年間は全国紙の日曜版に移り、編集長をつとめた。その後、小説を書き始め、9作目のミステリー小説『殺しの儀式』(集英社文庫)で、CWA(英国推理作家協会)の最優秀長編賞(ゴールド・ダガー)を受賞
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