内容説明
母親の再婚にともない、生まれ育ったニューヨークからカリフォルニア州の古い町カーメルに引っ越してきた16歳のスザンナ。青い海と空は気に入った。新しい家族や友だちともうまくやっていけそう。だけど、幽霊が“ルームメート”だなんて!おまけに、やっとできたボーイフレンドの父親は吸血鬼で、多くの失踪事件と関係が…?霊の調停人メディエーターとして、スザンナは謎の解明に体当たりで挑む。全米で人気の痛快ホラー・シリーズ第2弾。
著者等紹介
キャロル,ジェニー[キャロル,ジェニー][Carroll,Jenny]
本名はメギン・キャボット。ジェニー・キャロルはヤングアダルト向きの小説を書くときのペンネームで、“メディエーター”シリーズや『闇に消えた子供たち』(ともに集英社文庫)などを手がけている。ロマンス作家メグ・キャボット名義で書いた『プリンセス・ダイアリー』(河出書房新社)が『プリティ・プリンセス』として映画化され、一躍、有名に。アメリカのインディアナ州やカリフォルニア州、フランスで暮らしながら、大学の副寮長、イラストレーターといった経歴を重ねる。現在は、夫とヘンリエッタという名前の猫とともにニューヨークに住んでいる
布施由紀子[フセユキコ]
大阪外国語大学英語学科卒業。出版翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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rokoroko
17
メディエーターと言う本捨てようとして読んで続編ポチってしまった・・この作者さん児童文学の時はこの名前だけど「プリンセスダイアリー」の作者さん。これ小学高学年の孫が止まりに来た時のため取っておこう。2024/03/21
𝘺𝘰𝘭𝘪𝘤𝘦
3
集英社から出ているメディエーターシリーズの2作目! 今回は前作と比べると学園でのシーンよりも、幽霊を巡ってサスペンスやアクション映画っぽさが強めだった印象。 恋愛模様も少しずつ変化を見せ始めて今作も面白かったです。 残念ながら集英社から今作までしか出版がされていないので、3巻以降は理論社の方で読んでみたいと思います2018/10/31
調“本”薬局問悶堂
1
サブタイトル『のろわれた転校生』が謎。 誰の事なんだろう? 適当な気がする。 《2020年5月 登録》2005/05/06
あめりこ
0
再読。キレイさっぱり忘れてて、吸血鬼が出てきちゃう?!って思いましたけど、意外に現実的な落としところでしたね。スーズのベロチューシーンを後部座席で観察してたと思ったらお説教したり、ジェシーはほんと魅力的な人だなあ。メグの描くヒーローはいつも素敵ですね!2012/11/06
天翠
0
メグキャボット氏の別ペンネームでの本。あっちの本ではない、兄弟を辛らつなあだ名で呼ぶ表現など、こっちのほうが大人っぽく感じた。2008/12/01