内容説明
マダム・カリツカはヨーロッパの貴族と結婚して伯爵夫人の称号をもっている。数奇な人生を送った後、現在はアメリカ東海岸の町でアパート住まい。彼女には超能力があって、相手の所有物をその人の手のひらに置くと、性格、過去、未来まで読める。これまでそれを生活の糧にしたことはなかったけれど、不思議な夢のとおりに「読み、承ります」の看板を出したとたん、運命が大きく変わって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のん
2
おもしろかったというより、読んでいて楽しかった!マダム・カリツカが運命について、「もし時間というものがまったく存在しなかったら、たとえば未来がまったく過去と同じで、たんにわたくしたちがそれに到達していないというだけなら、運命というものは単に可能性を示すだけでなく実際のものとなるのですわ」と語っているのが、目からうろこで、これはこれでひとつの考え方としてすごく納得した。2018/11/08
まままま
1
マダムが超能力の力で事件を解決する。 こういう人が身近にいたら、聞いてみたいことや相談したいことが色々ある。〇〇は信用できる人?この件で、悪いのはわたし?相手?とか。👽👽👽2024/03/24
みんみーな
1
大好き
たん
1
★★★☆☆ 上品なミステリーって感じで、なかなか味があってよかった。のんびりした感じ。2017/07/19
machi
1
ギルマンさんは超能力者についてかなり真剣に信じているみたいですね。おばちゃまシリーズにも出てきたし。2010/03/14
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