集英社文庫<br> ザ・リスト〈上〉

集英社文庫
ザ・リスト〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 428p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087603477
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

驚異の大型新人作家の登場に出版界は色めきたつ。だが、すべては女性弁護士アビーの華麗な演出だった。売上至上主義の出版界を見返してやろうという作戦がほぼ成功しかけたとき、思わぬ事件が次々と起こる。ベストセラーの仕掛人との虚々実々の駆引きを繰りひろげながら、しだいにアビーは自分の作戦の落とし穴に落ちてゆく…法廷ミステリーの名手が見せる新境地。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

RIN

21
ここでは皆さん酷評ですが、自分にはかなり面白かった。兼業作家の女性弁護士が主人公。二重三重に事件やら思惑やら疑惑やらが絡み合って、何がどう収拾されていくのやら。リーガルサスペンスのマルティニだが、今回は主人公が弁護士、というだけ。アメリカの出版業界の、というか、「ベストセラーの作り方」みたいな内幕ものをベースにあれやらこれやら忙しく進んでいく(笑)。これを読むと、「衝撃のデビュー作」とか「即、映画化決定!」とか、なるほどね(ニヤニヤ)と(笑)。という意味でも興味深い。2017/08/07

bapaksejahtera

10
初見の作家。先行して数編の法廷物があり、本作は異色作らしい。弁護士事務所に属する余りパッとしない中年入り口の女性弁護士が主人公。小説執筆に力を入れているが出版社から悉く採用拒否されていた。出版業界は新星として出現した作家で、それがハンサムであれば尚の事注目し成功する見込みが高い。そこで彼女は架空の男性作家を作り上げ、その新作として売出す事とした。この理屈が納得できない上、彼女が始めにこの線でどう売込んだのか詳らかでない。小説は場面展開が唐突で追いつけない処はあったが、コミカルでスピード感を伴い、頁は進む。2023/10/11

ゴリゾウ

1
白石朗 訳/驚異の大型新人作家の登場に出版界は色めきたつ。だが、すべては女性弁護士アビーの華麗な演出だった。売り上げ至上主義の出版界を見返してやろうという作戦がほぼ成功しかけたとき、思わぬ事件が次々と起こる。殺人犯の魔手を逃れ、執筆活動に専念するため、アビーはカリブ海に飛んだ。だが、危険はどこまでも追ってくる。彼女の仕掛けたベストセラー作戦は、果たして成功するのか?ハンサムな替玉作家の秘密とは?法廷ミステリーの名手が全米170万読者をうならせた、傑作ロマンチック・サスペンス。『カバー』 #1813-12005/05/26

midokame

1
★★★★

アッシュ姉

1
★★★

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