内容説明
1956年夏、海辺の避暑地。ビーチでロックンロールを踊り、青春を楽しむ若者たちの中から一人の女子高生が行方不明になった。さらに海にせり出すようにたった一軒建つ陰気なビーチハウスの周りで、仲間たちも次々殺されていく―。そして40年後の夏、同じビーチで一組のカップルが失踪。それは昔の惨劇の封印を解く恐怖の幕開きだった!陰気なビーチハウスに隠された謎とは?富豪の青年の正体?恨みに血塗られた衝撃の事実が。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hitomi
4
ティーン小説らしいですが読みやすい。「そもそもビーチハウスは誰のなの?」とか「それはビーチハウスに誰も住んだことがない理由にならないのでは?」とか「いきなりこのオチ?」とか「このオチ許したら何でもありなのでは?」とか突っ込み所は満載ですが、それでも読ませる力はある。ホラー小説ってそんなものかも。短時間にサクッと読めるっていいな。2021/05/15
カマー
3
避暑地の海辺に立つビーチハウスを舞台に40年の時を超え起こる殺人事件を描く 同作者の「ヒッチハイカー」同様大変読みやすく一気に読めてしまう 反面展開が早く矛盾点や説明不足 この登場人物結局いらなくね?的なものがある 何も考えずに読むのが正解 2015/12/15
黑猫
0
2004年1月9日読了2004/01/09
緋色
0
BEACH HOUSE
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- 和書
- 学城 〈第4号〉