内容説明
ラルフは、ニューヨークのブロンクスで生まれた。プレッピー・ファッションを愛する少年で、小さい頃から、大学生のような格好が好きだった。高校卒業の記念アルバムにラルフは、将来の希望として、『百万長者』とだけ書いた。“デザイナーになる”とは、書かなかった。大学に進学してからは、IVYリーグ・ファッションを着てブルックス・ブラザーズに出入りしていた、という。
目次
将来はミリオネア
ポロ・ファッションズの誕生
スタイル画が描けないデザイナー
ステイタス・シンボル
経営とデザインのはざまで
無能な実業家とよばれて
天才デザイナーの苦悩と栄光
ライセンス事業へ
ハリウッド式香水ビジネス
大衆市場への参入
100%アメリカン
イメージ広告戦略
トップ・デザイナーの私生活
売りものはライフ・スタイル