内容説明
上陸地点を隠蔽せよ!1943年、チャーチルはヨーロッパ戦線に決着をつけるべく、ノルマンディー上陸作戦を敢行しようとしていた。しかし、作戦は極秘に進めなければならない。イギリス特殊作戦部は一大陽動作戦を展開する。その重大な鍵を握る女性キャサリン・プラディエがフランスに潜入した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
9
感想:★★★★ 連合軍・・・というか、イギリス軍がヨーロッパ戦線への上陸作戦をしようとしているという背景が舞台。 主人公は、いわゆる『スパイ』的特殊任務を与えられた女性でフランスへ潜入。 対する第三帝国側はゲシュタポの少佐が暗躍。 ギリギリのところで保っている緊張感はたまらなく危険な感じで面白いです。 連合国側の出方もさることながら、第三帝国側の動きがあまりにリアル。 第四部ではいよいよ1944年4~5月。 史上最大の上陸作戦を控えて下巻へ。2017/05/22
Pochi
1
第二次世界大戦のノルマンディー上陸作戦を成功するための諜報戦。ドイツと連合軍の諜報戦がすごい。2025/04/28