内容説明
放浪癖に取りつかれ家を飛び出したヨーク生まれの船乗りロビンソン・クルーソー。しかし暴風雨に遭って船は難破。ただひとり無人島へ泳ぎついたクルーソーは工夫をこらしてサバイバル生活を始める。植民地政策華やかな時代の英国が夢みた、スリルと異国への憧れあふれる冒険物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
金吾
33
○子供の頃から変わらないワクワク感を与えてくれます。特に生活基盤を確立していく部分は大好きです。また強い精神の源は宗教だとも感じました。2025/03/23
あっきー
17
⭐4 桑原世界近代小説五十選、以前ジュニア要約版で読んだがその時よりも楽しく読めた、ブラジルからアフリカに行く途中で遭難しカリブ海の無人島で28年も自給自足することになった、航海の目的が黒人奴隷の密輸入だったことやキリスト教に改心したことは要約版には無かった気がする、ポツンと一軒家的なアウトドア生活の工夫も面白かったし、翻訳も読みやすく後半はエキサイトできたのでジュニア版を読む必要は無かったと思った2024/10/23
テツ
17
他人のサバイバル生活を安全な場所で第三者として眺めるのっていくつになっても楽しいもんだなと改めて思った。これ三百年近く前に書かれているんですよね。著者自身にも当時の世相にも根底にクリスチャン的な思想が流れているのでいちいち主に感謝する主人公が若干鼻についたりもするけれどやっぱり面白い。こどものときもこれを読んで空想の世界でサバイバルを繰り広げていたなあ。秘密基地を作ったりして。懐かしい。男の子(ジェンダー的な差別意識は毛頭なく)はこういう冒険がいくつになっても好きなのだ。2016/06/30
水無月十六(ニール・フィレル)
9
翻訳者違いで再再読。以前読んだ新訳より古いもの(出版社も違う)で、こちらは原文のピリオドがなかなか出てこない雰囲気により近い訳な気がする。訳者が違うと話な雰囲気もやはり違って読める。読みやすさ的には新訳の方が良か感じたので、こちらはある程度本筋を知ってから読んだ方が良さそう。再読で改めて思ったのはロビンソンも道具類が一緒に漂着していなければこうもうまくいっていなかったろうということ。ご都合主義的と読むべきか、それを差し引いてもこの作品のサバイバルは面白いと読むべきか。私は断然後者だ。2021/11/16
しげしげ
9
世界の冒険文学シリーズのを読む、いろんな無人島の話の原点とも言える小説、おもしろいなぁ。アマゾンプライムでキャストアウェイを見よかな、2019/10/25
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