内容説明
日本人の血を沸かせ、夢を提供する不滅の物語「忠臣蔵」。本書は、浅野内匠頭、吉良上野介、大石内蔵助など、さまざまなヒーローや悪役たちに焦点をあて、その人間のドラマを力強く描き出す。歴史小説の名手十一人によるバラエティに富んだ傑作集。付録・赤穂四十七士銘々伝。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
towerofthesun
1
討ち入りの日には毎年赤穂事件関連の本を読んでいるが、ついに自分も大石が死んだ年齢になってしまった。名手たちの短編集だが、大石、内匠頭、上野介以外の人物を描いた作品が多かったのは面白かった。周縁部にまで興趣があるのが、この物語の妙だろう。巻末に付けられた四十七士銘々伝が便利。2019/12/15
ギルヲ
1
収録されている作品はまあまあ面白いですが傑作は特には無いかな(偉そうに言ってごめんなさい)。ただ、巻末の四十七士銘々伝は保存版にしたくなります。保存したところで何かの役に立つとも思えないけど(再びごめんなさい)。2016/12/21
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