感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶうたん
6
カルヴィーノの「レ・コスミコミケ」よろしくふぁん太爺さんのホラ話から構成されたハチャハチャSF。再読のような気もするが気のせいかもしれない。当たり前のようにだじゃれも出てくるけど、それ自体に収束はしないので、ホラ話として楽しめる。ただもともとヨコジュンの小説はあまり得意じゃないので、それなりに、と言った程度。あと昔も思ったけど意外と下ネタもあるんだよね。2016/03/30
マシンガン
2
このタイトルを書店の棚で見つけて、思わず手に取ってしまった。子どもの頃に読んだ、それはそれは懐かしく感慨深い1冊。「ヨコジュン」の名も「ハチャハチャSF」というジャンルも、この本に教えてもらった。今読んでも、苦笑程度には導いてくれる。表題の爺さんが突然3人出てくる話の時の呼び名の区別の仕方は、私にとって永遠の、ハチャハチャのバイブル…。2021/05/17
冬至楼均
1
元ネタは落語なんですが、アレンジが上手い。と言うかSFの敷居の広さと言うべきでしょうか。2010/07/11