感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんこい
10
作者初読みか。背表紙の惹き文は、これでよいのかなと思いました。。そんなミステリー風の作品より、やどかり屋敷、そばと人情系の話にひかれる。2019/05/13
山内正
1
京都所司代堀田正順は東町奉行の報告 を受け金蔵の四千両が盗まれたと 老中への妨げになるかと思案する 蔵の鍵穴は傷付いてなく城の中ではと 大番頭二人から話を聞く為に屋敷へ その間に東町奉行所が番衆屋敷へ なだれ込む 直属部下で無い番頭等はい切り立つ 番頭が思い余り脇差を使い腹に刺した 番衆らも抜刀した 死人怪我人を出せば堀田自身が危ない 病気を理由に職を辞する 東町奉行は閉門に 新しい所司代牧野は暫くして老中に昇る 犯人は出入りの植木屋が処刑され 本当の盗みは分からずに終わる2019/09/25
秋はeuglena
0
1985
緋色
0
時代小説の短編集。おはなしってやっぱり「●●でしたとさ。めでたし、めでたし」で終わるとすっきりするものですね。この短編集は「●●でしたとさ、おしまい」って感じのものばかりでしたので、若干もやっとしてしまいます。とはいえ、おもしろい本ではありました。2020/03/19