内容説明
村の名士、アクロイド氏が自宅の書斎で殺された!恋人の美貌の未亡人、フェラーズ夫人が変死した、その同じ日の夜だった…。彼は何かを「知り過ぎた」のだろうか?殺人の夜に来訪した謎の人物の正体は?失踪した甥、ラルフの行方は―?謎が謎を呼ぶ怪事件に、名探偵ポアロも今度こそお手上げ―?!驚愕の結末、大トリック!!ミステリー史上に燦然と輝く、クリスティの記念碑的傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雨月化鳥
2
ポアロがカッコ良い。良すぎだ。特に最後が。新訳らしいけれど、古い方が趣がありそうだ。2014/03/21
しんだもずく
1
まあ知ってるしな...と思っていたけれど流石クリスティというか、大ネタ一本でという訳でもなくしっかりと推理小説していたので面白かった。初読なのに倒叙ものとして読めるというか、伏線の貼り方がフェアだなと思いながら読めたりしたのでネタバレを食らってても読むのは全然ありだなという勉強があった2020/12/12
rikopin___jors
1
賛否両論だけどうちは好き。 2019/05/04
来古
1
読み始めてすぐに犯人が判ってしまった。この形式のミステリは早い時期に読むのが正解。2017/07/13
longscale
1
法月綸太郎の「ノックス・マシン」でネタばらしをされそうになり、途中で放り出して慌てて図書館で借りてきた。しかし時すでに遅しで、あっさり犯人がわかってしまう。ただ、メイントリック一発勝負ではないので、それでも十分楽しめた。最も身近にいる人物が、最初から気づいていた可能性を考えてみたりして……。とはいえ、時間を戻せるなら小中学生の頃に読みたかったが……。最後の最後で言い訳じみた自画自賛が出てくるのは、いささか余計に感じられる。アンフェアだなんて全く思わないから。それでは、「そして誰もいなくなった」へ。2015/12/05