内容説明
謎の変死体、毒殺未遂、深夜の殺人―。ニューヨークにその名もとどろく変わり者一家“マッド・ハッター”家に怪事件があいつく。「犯人」は果たしてハッター一族の者なのか、それとも…。引退した名優ドルリイ・レーンは、その卓抜した推理力と捜査で一歩、一歩、真相に近づいて行く。そして、慄然たる幕切れ!ミステリーの黄金時代にひときわ高くそびえ立つ、巨匠クイーンの最高傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とりこ
13
ドラマ元彼の遺言状よりつられて読みました❗面白かったけど最後はまさかの•••。後エラリークイーンって女性じゃないのね😃2022/07/28
りえ
2
意外な犯人。伏線が巧妙。この事件のわけのわからなさ、しっくりこない感じが、犯人に結びついていた。読み終わって少し時間がたってから、じわじわ面白さを実感できた。再読すれば新しい発見があるかも。2013/02/23
33がつく人
1
初エラリー・クイーン。犯人の年齢を考えると、なるほど当時はこれ衝撃的だったのかも・・と今気づく。それでも今読んでも面白いしやっぱり自分じゃ推理は出来ないし(笑)「Yの悲劇」が評価が高かったのでこれから手を出したけど、レーン4部作はすべて読んでおきたい。2012/04/25
石綿
0
変わり者一家の“マッド・ハッター家”で断続的に起こる殺人事件。犯人は誰なのか、その動機は。……Xより面白かったかな。構造自体はなるほどと思ったけど、全体的に冗長に感じた。好みの問題だろうけど。2014/05/11
walwal
0
いまいちおもしろく感じられなかった。/終始漂う重苦しい雰囲気とラストの展開のせいかなあ?2013/05/05