内容説明
子育てが終わったら、何を生きがいにしたらいいだろう…。ある日、辺地で働く老医師の姿をテレビでみて、医者になりたいと思った著者。一念発起、36歳で医学部合格。42歳で医者に。北海道えりも町の診療所に単身赴任。家族と離れた日、大声で泣き、大阪に住む息子の入院に心痛める著者。しかし、女赤ひげ先生として孤軍奮闘。女性医師の姿を描く、感動の書。
目次
第1章 えりも診療所の二十四時間
第2章 三十二歳、専業主婦から医師を目指す
第3章 家族の居場所は遠い
第4章 生きがいは「安心」をあげること