内容説明
幼い日の虫との出会い、『ファーブル昆虫記』との長年のつきあい、フランス文学や、日本近代文学への想い―。著者のさまざまな分野への深い造詣がにじみ出る、味わい豊かなエッセイ集。タイトルの“壊れた壺”とは、少年時代に一瞬垣間見、すぐに砕け散ってしまった“光り輝く完全な壺”から来ている。虫と文学の世界に、今もその「破片」を探し求める心の旅を語る。
目次
1 ソリチュード
2 高貴なる畸型
3 虫のことば
4 男の領分
5 緋縅綬鶏
6 食は人なり
幼い日の虫との出会い、『ファーブル昆虫記』との長年のつきあい、フランス文学や、日本近代文学への想い―。著者のさまざまな分野への深い造詣がにじみ出る、味わい豊かなエッセイ集。タイトルの“壊れた壺”とは、少年時代に一瞬垣間見、すぐに砕け散ってしまった“光り輝く完全な壺”から来ている。虫と文学の世界に、今もその「破片」を探し求める心の旅を語る。
1 ソリチュード
2 高貴なる畸型
3 虫のことば
4 男の領分
5 緋縅綬鶏
6 食は人なり