内容説明
近世初頭、遊び人のヤサブローという男が、長崎から朱印船にのって旅立った。ルソン、カンボシア、コーチ、そしてトンキン。男を南方への彷徨にみちびいた、ただひとりの女・ゆめへの“思い”を、静謐な文章でつづる「黄昏」他。日本と東南アジアを舞台に、古代から現代までの時間を自在に往還する想像力と、文体の粋をもって、一編ごとに小宇宙をかたちづくる12の幻想綺譚集。
近世初頭、遊び人のヤサブローという男が、長崎から朱印船にのって旅立った。ルソン、カンボシア、コーチ、そしてトンキン。男を南方への彷徨にみちびいた、ただひとりの女・ゆめへの“思い”を、静謐な文章でつづる「黄昏」他。日本と東南アジアを舞台に、古代から現代までの時間を自在に往還する想像力と、文体の粋をもって、一編ごとに小宇宙をかたちづくる12の幻想綺譚集。
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