内容説明
「8年前、脳溢血で倒れた。死んでしまえば痛くも痒くもなくあの世に行ったものを、図らずも生き残ってしまった。後遺症が残り、ひでえ目にあっている」。大病をはさんで書かれた日々の戯れ言は、やたら強気の病前と、悟りの境地をひらいたかの病後と、比べてみるのも、また一興?!明るくシミジミと、軽妙にして酒脱なる語り口でほざき、ぼやく、元気のでるエッセイ。
目次
青春は、アッ、アッ、アッという間に過ぎていく
男と女の勘ちがい
人づきあいの下積みを怠ってはいけない
毎日がショート・ショート
僕には人生が二度もある