内容説明
怪獣・恐竜、ピアノ、切手の蒐集、宇宙への興味…かまち少年の関心は、限りなく広がって、感性豊かな作品を次次と描いてゆく。自由奔放な魂が結実した、ポケットシリーズ第3弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
惠
1
なぜだろう。子ども(少年)の無邪気さや不安さと、驚くほどの大人びた思考にどきりとさせられる。こんなに幼いころから大人と子どもを内に持ち合わせていたかまち。その内面はまるで阿修羅神のごとく。不思議であり、魅力的である。2009/05/09
わたぼこ
0
すばらし絵と詩の数々。まだ恋の苦悩や人生の壁にぶち当たる前の、好奇心でいっぱい、感性豊かな少年期の作品はみずみずしくて希望を感じるものばかりで好きです。
さくらこ
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かまちの非凡さが光る一冊。小学校2・3年生でこの絵!と驚き。p130の水牛の迫力、p132のゾウやp134のサンショウウオの色使い、p166のライオンの構図…。p170の十二支もそのまま年賀状のカットとして使えるレベル。観察力・洞察力に脱帽。2012/06/06