集英社文庫<br> 見知らぬ遊戯―鑑定医シャルル

電子版価格
¥495
  • 電子版あり

集英社文庫
見知らぬ遊戯―鑑定医シャルル

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 238p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087484830
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

満月の夜、亜麻色の髪の被害者。遺留品は、焼いた胡桃と林檎。そして霧―これが、ノルマンディのレミ村で起きた強姦事件と、パリの連続殺人事件の共通点だった。女性憲兵隊員アニエスの要請に応え、分裂気質で人嫌いの鑑定医シャルルが、犯罪心理学を駆使して、犯人の心の暗闇に分け入る…。戦慄のサイコ・サスペンス、「鑑定医シリーズ」第1弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

31
マリナシリーズから切り離された世界になってしまいそうで怖くて、ずっと積んだまだった鑑定医シリーズ。マリナちゃんとの恋の傷を引きずりつつも、色気も経験値も上がったシャルルはますます蠱惑的!くり抜かれた林檎の燭台と蠟燭。焼いた胡桃と霧。パリで起きる連続殺人の謎と心の闇。愛情の腐敗が憎悪を生み、憎悪は復讐を生む。マリナシリーズとは切り口の違った心理的側面からの事件の展開が新鮮で面白く、名前だけだったけれど、カークが出てくるのもファンとしてはうれしかった♡2014/03/12

りらこ

21
Kindle Unlimitedにて。心理戦。伏線の強さがこう繋がるのかという結末。斬新さというよりはハーレクイン的な駆け引きを楽しむ感じ。シャルルの怜悧な美しさが強調されているところと、起きている犯罪がえげつないところが好き嫌いの分かれるところかな。2021/02/14

そらみく

11
人格に難あり鑑定医シャルル…こんなイケメン鑑定医がいたらそりゃ素敵だろう(性格は曲がってるけど…)異常な犯罪には悲しき過去があり、精神が崩壊するほどの…。物語は異常犯罪だがその中にロマンスが散りばめられていてさらりと読ませる、続編が楽しみ!2017/09/01

みどり

10
ずいぶん昔に、読んだときにはこれが斬新な話だった。 ある意味キャラものとかラノベに近いものがあって ずいぶんはまった気がする。 今改めて読むと、ページ数も少なくてさらっと終わってしまって、掘り下げが足りない?なんて 似非ミステリ評論(もどき)な言葉が出てきそうだけど、 実は面白かったので良し。 2020/09/22

tomoaki

10
面白くて一気読み。耽美な香りがよいですね。翻訳サイコサスペンス&ロマンス小説を読んでいる気分に浸れました。シリーズの続きもぜひ読みたい。2012/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/434297
  • ご注意事項

最近チェックした商品