内容説明
新設医科大学に、夢いっぱいで入学した医者の卵たち。女性にもてるはずが、思うようにはいかず、金持ちの医者の息子のように、外車を乗りまわすこともなく、六畳一間の安アパートは、クーラー、テレビ、電話もない。実習と講義の日々だった。初めに黙祷して行われた、解剖実験も無事終わり、医師国家試験の合格発表の日を待つのみとなって…。悲壮感に溢れた医学生の頃をユーモラスに描く。
目次
清貧の医学生
丘の上のサボテン男
骨学の心
粘着性格の人たち
東大寺住吉先生現る
祝・熱帯医学研究会
よく冷えた地下の解剖実習室
南の島の恋
蝶の舞う沖永良部島
病棟実習のころ
ジャカルタに東京を見た
すみれが丘の人たち
マルチョイの鬼



