内容説明
この本には韓国の一般的な観光名所はあまり出てきません。ですが、懐メロの歌碑や山奥のへんてこな温泉、ソウル中の「恨」が集まる占い横丁など、ちょっと不思議な場所をめぐります。「アヤオ体操」考案者にしてNHKハングル講座の名物講師だった兼若教授の案内でディープな旅をつづけるうちに、いつの間にか隣国の言葉も素顔もよくわかってしまうという、面百くてためになる珍道中なのです。
目次
1 アヤオ体操(ま~る描いて縦棒はイ;世宗大王とハングル ほか)
2 釜山物語(飛行機の中でのハングリーダーへの道;忙しくて入れません ほか)
3妓生の愛(風の吹くまま気の向くまま;縁を切るのが日本の伝統 ほか)
4 木浦の涙(一、二、三はハナ、トゥル、セッ!;枕詞は海を渡った? ほか)
5 ソウルの占い師(馬は済州島に送れ、人はソウルに送れ;地下鉄に乗れ! ほか)