感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アッシュ姉
62
するみさん七冊目。日常の謎解き×お仕事小説×恋愛の連作短編集。ゾワリではなく、さらりの方の永井さん。週末に読むにはもってこいだった。ふむふむ、ほほうと楽しめたが、やっぱりゾワッとしたい。2018/10/29
キムチ
29
永井さんお得意の「超身近」OLもの・・あるあるテーマ。 サスペンス、ハラハラありつつも、恋愛も組み入れてさらっと読めた2012/03/20
ぱなお
27
全8篇の連作短編集。30歳を目前にインテリアコーディネーターに転職した知鶴が全て主人公のストーリー。会社のランチタイムに起きるような日常の中で起きたミステリーを表題作に、どれも先が気になる読みやすい話ばかり。タイトルもシンプルでセンスの良さを感じる永井作品。私も以前、彼を信頼して話したことを彼が他の人に喋ってトラブルになった経験を思い出した。結局彼に話した私が悪かったと後悔した。内容が内容だっただけに、私は知鶴のように信頼を取り戻せはしなかったなぁ。2021/05/17
しょこら★
23
日常のささやかなーとはいい難いのもあるけどーミステリたち。それと並行して、手探りで失敗しながらも、仕事の面白さを見出しいく、彼氏との距離を縮めるアラサーの奮闘。まったり楽しめたかな。まさか人が亡くなるとは思わなかったけど…2015/02/17
MJ
19
インテリアコーディネーター庄野知鶴の周囲で起きる事件を描いた8篇から成る短編ミステリー集。事件は家や部屋を舞台とし、事件は知鶴の視点で展開される。女性の女性による女性のためのミステリー小説。マーケティング戦略が素晴らしい!2025/01/13