集英社文庫<br> 救命センター当直日誌

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集英社文庫
救命センター当直日誌

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  • サイズ 文庫判/ページ数 312p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087477429
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

東京下町の救命救急センター。運ばれてくるのは、酔っぱらい、自殺未遂、クモ膜下出血、交通事故などで生死の際の患者たち―。最先端の医療現場では、救命だけが仕事ではない。助かる見込みのない患者を、いかにその人らしく安らかに逝かせてあげるか、それもセンターの医者の役割なのだ。危機に瀕した患者をめぐる医療の建前と現実を知り尽くした医者が描く、緊迫のヒューマン・ドキュメント。

目次

破裂
昏睡
解離
切断
遮断
陽性
開胸
暴走
遷延
選択
決断

著者等紹介

浜辺祐一[ハマベユウイチ]
1957年兵庫県生。81年東京大学医学部卒。東大病院救急部を経て国立水戸病院外科に勤務。85年救命救急センター開設と同時に、都立墨東病院へ。現在、救命救急センター部長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

69
テレビのドキュメントでもよく紹介される救命センターの実態が医師、研修医側からの視点で書かれている。患者も致命的な怪我が多く常に生死の境界と緊張にさらされていることがわかった。テレビドラマ「ER」のような緊張の中にもユーモアや笑いがあるというのはやはり虚構の世界だと感じた。安楽死、HIV、緊急オペ、患者家族とのやりとりなども書かれていて命と接することがどういうことか朧気ながらわかったような気がした。2016/08/13

ぶんこ

41
「何をどうやっても助からない患者を、いかにその人らしく安らかに往生させるか、それも救命センターの医者の役目・・・」。 家族にとっては、まだ体が温かいと、どうしても死んだとは思えないという事を経験しているだけに、医者というものは強靭な精神力と、他者の気持ちを思いやれる想像力、優しさが必要なのだと痛感しました。 かなりきついお仕事ですね。 頭が下がります。 2014/12/28

扉のこちら側

33
文芸書で初読、文庫で再読。医療技術が進む中で、それ故に救われない存在が生まれてしまう悲しさ。それでも、救いたい、救われたいと思ってしまう。その救いがどのような側面を持つのか、まだ見えなくても。2013/02/22

ちゃんみー

28
医師というのも一つの職業であり、治療をいつ打ち切るのか、家族へどのように説明するのか等悩みが尽きない。救命センターへ運び込まれる人たちの人生のあれこれってのも多様。2020/03/29

なっちゃん

28
過酷な職場だと思う。体力的にも精神的にも。死を宣告するのはベテランでもキツイのだろう。植物人間になった夫を自ら介護する妻の話には、天寿とは、延命措置をする前なのか、後なのか、考えた。2015/01/12

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