内容説明
柳生謙二はニューヨーク在住のフリーライター、日本の雑誌に記事を送り生計を立てている。ブロンクスの悪名高きゴルフ場「バンコー」には彼をはじめ一癖も二癖もある日本人たちが集まってくる。加えてソ連(現ロシア)の亡命音楽家だったり、謎の金髪美女が、彼らの周囲に見え隠れし、ことは複雑になる。スポーツ小説の名手のユーモアにあふれたゴルフ短編集。
著者等紹介
川上健一[カワカミケンイチ]
1949年青森県生。十和田工業高校卒。77年「跳べ、ジョー!B・Bの魂が見てるぞ」で小説現代新人賞を受賞してデビュー。青春小説、スポーツ小説を数多く手がける
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感想・レビュー
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